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「自転車走行指導帯」
社会実験中の様子

ここでは、社会実験中の対象区間の様子についてお知らせします。
1.社会実験により自転車のマナーが向上!
「自転車走行指導帯」や「看板」の設置に加えて、協議会メンバー主体の街頭指導や高校における自転車のマナー講習の実践等により、対象区間では、自転車走行のルールが守られるようになってきています。
まだまだ100%ではありませんが、実験前にみられた「歩道走行」や「右側逆走」が激減し、自転車走行指導帯を「左側通行」する自転車が急増しました。

以下の2つのビデオを見比べてみてください。

社会実験前には歩道上を当たり前のように走行していた自転車が、自転車走行指導帯を左側通行している様子がわかります。
少しずつ、着実に、社会実験の効果は出てきています。



ビデオ(社会実験前)【約4.4MB】  撮影日時:平成18年11月10日(金) 朝8時頃

ビデオ(社会実験中)【約8.7MB】  撮影日時:平成19年04月26日(金) 朝8時頃

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2.協議会メンバー主体で街頭指導を実施!
本協議会メンバーが主体となって、対象区間における街頭指導を行いました。
実験開始日の3月19日(月)、入学式後の4月16日(月)、春の交通安全運動初日の5月11日(金)において、いずれも朝のバスレーン時間帯(7:30〜9:00)に実施し、「自転車のバスレーン左端・左側通行」を呼びかけました。
◆看板除幕式の様子

高山協議会長による看板除幕式により、社会実験がスタート!
(平成19年3月19日、東山交差点にて)
◆「モデル走行隊」が走行!

街頭指導実施日には、5人の「モデル走行隊」が、それぞれ以下のフレーズを背中に書いた大きなゼッケンをつけて走行し、「自転車の左側・左端走行の徹底」や「バス・クルマのドライバーへの注意」を呼びかけました。


 【ゼッケンのフレーズ(交通安全の向上に向けて)】
   @「自転車は バスレーン左端を 左側通行」
   A「ルールを守ると あなた自身が 安全に」
   B「ゆずりあいと 思いやりで みんな安全」
   C「自転車とクルマ ゆずりあって 走ろう!」
   D「クルマの皆さん 気をつけて 走りましょう」
◆歩道上の小中学生が安全に!

自転車が「自転車走行指導帯」を左側通行することにより、小中学生が安心して歩道を通行できるようになりました!

社会実験前は、自転車の「歩道走行」や「車道右側逆走」が絶えず、特に朝のラッシュ時には、狭い歩道上で歩行者と自転車が交錯し、危険な状態でした。

しかし、今回の交通安全対策の実施により、道路交通法のルールである「車道の左端・左側通行」を守る自転車が増えています。

◆バスやクルマも「ゆずりあい」の心で走行

今回の社会実験のコンセプトは、「歩行者・自転車・バス・クルマのそれぞれが安全に安心して通行できる道路空間の創出」です。
自転車走行指導帯の設置により、バスやクルマにとって自転車の走行位置が明確になり、視認性・安全性が向上しているように感じます。

また、バスは、自転車を無理に追い越さず、ゆずりあいの心で走行してくださっています。また、クルマのドライバーはバスレーンを守っています。

「ゆずりあい」「思いやり」の気持ちを高め、安全・安心な道路空間を創出することこそ、今回の社会実験の狙いなのです。
◆積極的に声をかけてルール・マナーを指導

今回の街頭指導の特徴は、道路管理者である国土交通省や警察署だけではなく、地域住民の方々、街頭交通推進隊、PTA・育友会、小学校や高校の先生、交通安全協会、県・市の行政マンなど、あらゆる方々が協力して行っていることです。

朝、通学中の高校生に声をかけると、ほとんどの生徒の皆さんが理解を示してくれました。ルールやマナーを守ることで、自分自身が安全になることを、これからも伝えていく必要があります。

3.社会実験の効果検証を実施中!
すでに多くの効果が目に見えて現れていますが、今後、事後アンケート調査結果の集計・分析をはじめ、自転車交通実態調査やバスの定時性に関する調査を実施し、今回の交通安全対策の効果を定量的かつ定性的に明らかにしたいと思います。
今後、第3回協議会で検討した後、ホームページ上でも効果検証結果を公開致します。



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