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自転車はココ『端RUN』け♪


歩行者VS自転車の事故が急増!

◆平成7〜17年の間に、自転車関連の事故は全体で約1.3倍に増加

◆そのうち、対自動車の事故は約1.2倍、対歩行者の事故は約4.6倍に増加

自転車関連事故 約1.3倍:136,831(H7)→183,653
うち対自動車 約1.2倍:122,470(H7)→152,287
うち対歩行者 約4.6:563(H7)→2,576

(資料:警察庁ホームページ)

※対歩行者の事故件数は、警察に届け出のあったものだけであり、実態はもっと多くの事故が発生しているものと考えられます。


「自転車走行指導帯」のメリット

◆自転車が「自転車走行指導帯」を左側通行することで、これまで以上に安全性が向上します

  今までは…   これからは…
歩行者:

●小学生や高齢者などの歩行者が安心して歩道を歩けない

→

●安心して歩道を歩くことができるようになる

自転車:

●歩道と車道を無秩序に走行

●自転車の走行位置が不明確

●クルマとの出会い頭の衝突や歩行者との歩道上での事故の危険あり

→

●自転車の走行位置が明確になり、自転車は今まで以上に走りやすくなる

●クルマとの出会い頭の衝突や歩道上での歩行者との事故防止につながる

バス:
クルマ:

●自転車がどこを走るかわからず怖い

●「自転車は軽車両」という意識があまりない

→

●自転車の右側逆走や並進が改善され、走りやすくなる

●自転車との「ゆずりあい」の気持ちが高まり、交通安全につながる

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ルールやマナーを守ることで、あなた自身が安全に!

狭い歩道では、車道左側を左側通行しましょう。 Q.どうして「左側通行」なの? A.出会い頭事故の8割が右側通行で発生しています。
下図のクルマAは右折しようとする場合、クルマBが向かってくる方向だけに注意しがちです。
ここで、クルマAは右側走行する自転車Cさんを確認できず、出会い頭で衝突する危険性があります。
見通しの悪い交差点の例
並進はやめよう 無灯火はやめよう

※クルマの通行を妨げるとともに、クルマとの事故の危険性が高くなります。

※夜間は、ライトを点灯し、自分の位置を周りに知らせると、安全性が向上します。

傘さし運転はやめよう 携帯電話はやめよう

※傘さし運転は、前がみづらくなり歩行者やクルマと衝突する危険性が高くなります。

※携帯電話で通話やメールをしながらの運転は、注意力が不足し、大事故につながります。

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こんな時はどうすれば?

交差点をわたる場合、自転車横断帯がある場合は「自転車横断帯」を通行 前方に自転車がいる場合、自転車は指導帯を一列で走行
※やむを得ず、前の自転車を追い越す場合は、前後左右の
安全を十分確認し、バスレーン内で追い越し
路上駐車がある場合、前後左右の安全を十分確認し、バスレーン内を迂回
※大型車が駐車していてバスレーン内での迂回ができない場合は、
自転車から降りて歩道を迂回するなどの安全な方法で通行
バスが停車している場合、一時停止してバスの発車まで待機

Q.自転車が車道を走ると危険では?
Q.バスやクルマにとって邪魔になるのでは?

 自転車が、ルール通り車道の左端を左側通行することで、クルマやバスはこれまでよりも注意が必要になるのは確かです。しかし、現状として解決すべき課題は、最も弱者となる「歩行者の安全確保」です。
 自転車が自転車走行指導帯を走る事で歩道は安全になりますが、同時に自転車、クルマ、バスの安全も確保されなければなりません。そのためには、各々のルールを守り、自転車はクルマの走行を妨げないよう逆走や並進をしない、クルマやバスは自転車にクラクションを鳴らしたり、無理な追越をしないなど、思いやりの心が必要です。
 ゆずりあいと思いやりで、みんながハッピーな道路空間をつくりましょう!