平成17年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

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七尾氷見道路に、七尾東IC(仮称)の設置を決定!

《資料》七尾東IC(仮称)の概要

設置による効果 (※前ページ、図−1 参照

● 七尾東IC(仮称)〜大泊IC(仮称)間の部分供用による、早期事業効果の発現。
 七尾IC(仮称)〜七尾東IC(仮称)間には国指定史跡である「七尾城跡」があります。工事着手にあたっては埋蔵文化財の調査期間が必要で、発掘される文化財によっては、調査が長期間に及び事業スケジュールに大きな影響を与える可能性がありますが、七尾東IC(仮称)の設置により、発掘調査期間に影響を受けず、部分供用が可能となり、早期に事業の効果が得られます。
● 重要港湾「七尾港」等へのアクセス強化。
 七尾東IC(仮称)の設置により、重要港湾「七尾港」・「LPG国家備蓄基地」・「七尾大田火力発電所」など主要施設と能越自動車道のアクセスが強化され、地域の発展を促します。
● 七尾市街地の交通環境の改善。(交通混雑の緩和・交通公害の緩和・交通安全性向上)
 七尾市街地を通過していた大型車等が七尾東IC(仮称)を利用することで、市街地の交通環境が改善されます。
・ 大型車等の交通量が減少し、交通混雑が緩和します。
・ 交通混雑の緩和により、車の排気ガス・騒音が低減されます。
・ 交通量の減少により、交通事故が減少します。
● 災害に強い交通ネットワークの形成。
 国道160号は雨や越波などによる通行規制区間がありますが、七尾氷見道路は大雨や越波の影響を受けない高規格幹線道路のため、迂回路・緊急輸送路としての機能も果たし、万一の場合に迅速な救援活動を支えます。

ICの構造

● 大泊IC(仮称)方面のみのハーフICとして整備。
 交通需要と整備コストを勘案し、七尾東IC(仮称)は、大泊IC(仮称)方面のみの乗り降りが可能なハーフICとして整備します。
● 七尾氷見道路本線の建設に使用する工事用道路を、ICへのアクセス道路に改良。
 この度七尾東IC(仮称)を設置する地区には、七尾氷見道路本線の建設のため、市道矢田郷81号線から工事区域に進入する工事用道路を整備する予定でした。七尾東IC(仮称)は、この工事用道路をICへのアクセス道路に改良することで、IC設置に伴う追加費用を大幅に低減できる見込みです。