平成19年2月から始まった「平成18年7月豪雨災害復旧工事」は以下の4地区が終了しました。(平成19年10月現在)
この工事は、平成18年7月の大雨により川辺町地区で発生した堤防からの漏水(ろうすい)と護岸流失の災害復旧工事です。
工事内容は、漏水対策として鋼矢板(こうやいた)工事、コンクリートブロックによる護岸工事、根固(ねがた)め工の粗朶沈床(そだちんちょう)工事でした。
鋼矢板打込みでは、民家が接近しているため、事前に家屋調査を行い、打設の振動が少ない工法(油圧圧入工法)で行う事により、苦情なく施工する事ができました。また、工期は3月〜7月と出水期に重なりましたが、水位上昇による工事中断もなく無事完成する事ができました。
工事中、現場内に緊急資材倉庫を設置し資材等を保管していました。緊急資材倉庫の寄贈を地元町内会に提案したところ承諾をいただき、工事完了後に町内会長の立会のもと設置、寄贈しました。