平成16年10月20日から21日にかけて上陸した大型台風23号によって西日本中心に大きな被害が続出しました。

 死者の数は過去20年間に上陸した台風被害で最も大きかったということです。県内においても重軽傷者5名、床上浸水54棟、床下浸水135棟の被害が出ており、梯川下流や柴山潟からの浸水が主なものでした。

 第8回研修会では、その出水痕跡を確認するため、手取川中流域の根固ブロックの破損の状況や、梯川においては、堤防の上部に残るゴミの状況を観察し、あと少し雨が降り続ければ大きな被害になったかもしれないと恐怖を感じました。




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