10月12日に実施した第6回研修会では、5月17日の集中豪雨で発生した、別当谷の土石流発生現場及び、甚之助谷地すべり地帯、集水井、排水トンネルを見学しました。
白山砂防事業は、目に見えるダムや堰堤だけでなく、地下深くに水を集め、排水するトンネルを作って、今も少しずつ動いている地すべり地域を大崩れしない様、英知をつくして自然に挑んでいるのです。
又、柳谷上流では遠隔操作して重機を使う、全国的にもめずらしい無人化施工で、次々堰堤が作られていました。下流の手取川ダムや、流域の人々の生活を守るため、このような山奥で働く人々がいることを知りました。
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