第6回懇談会で地域住民の総意としてひとつにまとまったことから、平成16年6月14日に行われた第9回ワーキンググループで「提言書」として以下のようにまとめました。
昨今の日本経済の状況や少子高齢化の中、能登地域における人口は2030年には2000年に比べ、約40%減少すると推定されています。そのような社会背景の中、我々が求めている事は、「心ゆたかな生活」と「能登地域における経済活性化」であります。そのためには「観光の振興」が最も重要であり、「地域への交流人口の増加」が求められています。
したがって、本検討区間のルートについては、地域を通過するためだけの道路ではなく、「地域の発展と能登の自然に優しいみちづくり」「観光地に近くゆったり」をコンセプトとしてまとめました。
本提言書は、懇談会の結論を受け、以下の内容を提言するものです。
以上を踏まえ、能越自動車道(田鶴浜〜七尾)のルートについては、一般国道249号を一部活用する案を地域住民の総意として、早期にルートを決定するよう提言します。
また、能越自動車道へのアクセス道路整備等について関係機関に働きかけを行うことを併せて提言します。