国道8号の将来をかたる地域懇談会(庄地区)の報告
平成14年2月1日(金) (於・・・庄地区会館、出席者49名)
平成14年1月11日に行われた「国道8号加賀地区整備計画第8回検討委員会」で、現道拡幅案として最終取りまとめが行われたことを受けて、庄地区で地域懇談会を開催しました。多くの方々が参加され、長時間に渡り活発な意見を頂きました。また、金沢大学の高山教授も参加され、貴重なアドバイスもいただきました。
主な意見
○計画案について
- 現道拡幅案においても、広がりのあるまちづくりが実現できるようにしてもらいたい。さらに、山代温泉や片山津温泉との連携も図ってもらいたい。
- 現道拡幅案での拡幅方向が、桑原集落側になっているので、桑原集落への影響が気になる。
- 夢のある近接バイパス案が、計画案として採用されないのは残念であるが、現道拡幅案においても賑わいのあるまちづくりが検討されているので、現道拡幅案に賛成する。
庄地区において、現道拡幅案に対する支持が大勢を占めた。



○今後について
- 道の駅の整備する位置は決まっているのか。また、道の駅の運営は誰が行っていくのか。
- 都市計画決定を行う際に、住民の意見を聞く場を設けて欲しい。できれば集落単位で行って欲しい。
- まちづくり計画を民間に任せておくとバラバラでまとまらないので、加賀市がイニシアティブを取って、前向きに話を進めていく必要がある。
- 国道を横断する際の安全性についても検討してもらいたい。
- 庄跨道橋が取り除かれた後の交差点処理はどうなるのか。
高山教授からの一言
- まちづくり計画案を色々と描くことはできるが、それを具体化していくのは地元の人達である。みんなのために汗をかくリーダーが育つかどうかによって、まちづくりの実現性が決まってしまう。リーダーの発掘とそれを支える体制づくりが、まちづくりで最も重要である。
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加賀市長からの一言
- まちづくりに対して市も十分支援していくが、まちづくりを実現して行くためには、地元でのまちづくり組織の設立が最も重要であり、地元と沿道商業者が協力してまちづくり組織を設立してもらいたい。
- 第1次産業から第3次産業までが連携できれば望ましいと考えており、お互いにアイディアを出し合い、成功事例として、全国から視察に訪れて来るような街にして行きたい。
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