国道8号の将来をかたる地域懇談会(庄地区)の報告
3月19日(月) (於・・・庄地区会館、出席者69名)
懇談会や地域懇談会では現道拡幅案に対する支持が多くありましたが、検討委員会においては近接バイパス山側案への支持もありました。そこで、特に影響を受ける庄地区で改めて地域懇談会を行い、長時間に渡り活発な意見を頂きました。
庄地区独自のアンケートでは、5つの候補の中で現道拡幅案が約半数の支持を集めたことが報告されました。
一方、市側からは近接バイパス山側案が望ましいとの提案がなされ、それに基づいて意見交換が行われました。また、金沢大学の高山教授にも参加していただきました。

市からの提案
- 加賀市の将来のみちづくりやまちづくりの可能性が広がる、近接バイパス山側案が望ましい。
- 田園風景を活かし、農産物を直接販売することがこれからの農業には必要であり、近接バイパス山側案には、それを実現できる可能性がある。
- 近接バイパス山側案が実現できれば全国初であり、全国から多くの人が見に訪れる。
- 近接バイパス山側案により、子供の意見を取り入れた夢のある、道の駅の大型版を整備していきたい。
- 近接バイパスは、現道拡幅のバリエーションの1つであり、Uターン場にもなるため、利用しやすい。

意見交換
○現道拡幅案
- 道の駅はいいと思うが、地元の半数が現道拡幅を望んでいるので、現道拡幅を行いながら、道の駅は整備できないのか。
- 現国道とバイパスの間の100mで、市長の提案する夢が実現するのなら、現道拡幅でも実現できるのではないか。
- 近接バイパス沿いに建物が建つことで、背後の沿道沿いの建物が見えなくなるのではないか。
○近接バイパス山側案
- 現道拡幅案で決定しているなら、こんなに多くの人は集まらなかった。近接バイパス山側案の提案に興味があって人が集まった。地域を活性化するための提案に期待している。
- 七日市新町が近接バイパスの影響を最も受けるが、その認識が地元には無い。騒音の問題が発生して、環境が悪くなり、反対意見が多くなると思われる。
○その他
- 風景や憩いを求めた夢のある案であるが、国道8号には騒音や振動、排気ガスなどの問題があり、これらの問題点を解決する提案をしてもらいたい。
- 跨道橋を落として欲しい。
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