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(6)検討のまとめ
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現道拡幅(Uターン路+道の駅) |
近接バイパス |
メリット |
- 拡幅に伴う資金を活用して、現在の賑わいを活かしつつ、快適で魅力的な沿道景観を形成できる可能性がある
- 農地の保全が行える
- 現道への誘導は、現在と同じでスムーズに行える
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- 現国道とあわせて回遊性が高まる ・現道の賑わいを残しつつ、道づくりと一体となった面的なまちづくりが行える可能性がある
- 道路に面する土地が増え、良好な市街地が形成される可能性がある
- バイパス区間では、工事の影響をほとんど受けずに営業が行える
- 減反などによる遊休農地の利活用を行うチャンスが広がる
- 区画整理を施行する場合は、全ての土地が整形で、かつ道路に接することができ、また、各ブロックごとに、地元の熟度が高まった所から、段階的に整備を進めていくことができる
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デメリット |
- 拡幅を機会に廃業したり、他の地区に移転する商業者が現れる可能性がある
- 不整形や狭小な土地が発生する可能性がある
- 現道拡幅の工事期間は、商業活動に影響が出ることが考えられる
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- 一体的なまちづくりが行われないと、近接バイパス部に新たに立地する沿道施設と現道との競合が生じる
- 現国道へのスムーズな誘導が行われないと、現国道での利用者は減少する
- 交差する道路では新たに交差点が近接して1ヶ所増える
- 区画整理を施行しない場合は、道路に接しない土地が発生したり、不整形や狭小な土地が発生する可能性がある
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課題 |
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■基本方針に基づくまちづくりイメージ
1.国道8号の中継拠点、加賀温泉郷の玄関口:
京都〜新潟までの国道8号の中継拠点、また加賀温泉郷の玄関口として、観光、沿道の情報発信・連携・交流機能の充実を図る。
- 施設イメージ:
- 沿道の情報発信基地、インフォメーションセンター



2.加賀市道路網の骨格軸:
国道8号の道路整備と一体となった個性豊かなまちづくりを目指す。
- 施設イメージ:
- 現道拡幅:現道拡幅部における線的なまちづくり
- 近接バイパス:バイパスと現国道の間における面的なまちづくり
- 自転車道路網のネットワーク、サイクリングポート



3.さらなる商業集積:
既存商業機能を活かしつつ、さらなる商業機能の集積を図る。
- 施設イメージ:
- 商業集積地(現在、不足している施設等の立地誘導)
- 拡幅によって移転する事になる商業施設などの代替地
- 食を中心としたカジュアルなグルメの集積(ラーメン、カレー等)



4.眺望を活かした景観の創出:
周辺の田園景観や白山への眺望を活かした景観を創出する。
- 施設イメージ:
- 白山への眺望景観を活かす、周辺田園風景の保全
- 大規模公園(水郷公園、テーマ性を持ったもの)



5.憩いや活動の場の創出:
道路利用者の安らぎ・憩いや、市民の活動の場、若者が遊べる場となるような環境を創出する。
- 施設イメージ
- 休憩施設・トイレ・案内所・緑地
- ギャラリー(市民の創作活動の発表の場、フレキシブルタイプ)
- 若者が遊べる場(3on3、スケートボード)



6.環境と共生したまちづくり:
農業や環境と共生したまちづくりを目指す。
- 施設イメージ:
- 観光農園、農産品などの直売所
- ビオトープ空間の創出




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