金沢河川国道事務所

 広報活動(第3回)--令和5年8月7日(月)

 広報活動(第3回)は、手取川流域開発期成同盟会・国土交通省金沢河川国道事務所主催で開催された「手取川アウトドア教室2023」にて、参加者の児童に向けて、白山砂防○×クイズと土石流模型実験実演を行いました。
 以前行われた小学生見学会での経験を生かし、伝わりやすさを工夫したことにより、前回よりもアップグレードされた内容で広報活動を行うことができました。

 今年はユネスコ世界ジオパークに白山手取川ジオパークが認定されました。手取川流域内の各市町の児童にも白山砂防の取り組みや役割などについて楽しく学べる機会を作れるよう、今後も女性特派員の活動を積極的に行っていきます!


★参加人数★
  5名

★手取川アウトドア教室2023★
 手取川アウトドア教室は、手取川水系一環で実施している砂防・ダム・河川・海岸事業などの必要性を流域内の子供達が学び、認識を深めていただくことを目的として、1987年より開催している。
 今年はユネスコ世界ジオパークに認定された白山手取川ジオパークにおいて、上流域を中心に、砂防・手取川ダムの役割について学習していただき、流域内の各市町の児童との交流を図る。

  • 白山砂防○×クイズ
 
白山砂防○×クイズで学ぶ児童たち
 
身振り手振りを交えながらクイズを出題する特派員

  • 土石流模型実験実演
土石流模型実験実演で学ぶ児童たち
 
パネルも用いて土石流の解説を行う特派員
  
活動報告  女性特派員の代表的な感想
     
【S.N】
 初めて土石流模型実験を見た時、『りくつなー、よくできてるなー』と思ったものです。近年の日本各地で頻発する土砂災害のニュース映像を見ている子供達はどう感じただろうか?
 平野部に住んでいると、恐いと感じた災害映像を忘れてしまいがちになります。小さな農業用水だって小川のようになり、勢いよく水が流れていく。落ちたら流されるだろう。気をつけよう。身近にも危険な所があるよ。これを伝えられたらと思い今回の活動に参加しました。

【Y.B】
 とても暑い日が続いている夏休みに実施された、手取川アウトドア教室。手取川流域に住んでいる小学生と関係者の方々が合計70 名ほどの参加者で、コースの一環で、白山砂防科学館を訪問した際の「白山砂防○×クイズ」と「模型実験装置実演」を私たち、女性特派員で担当した。
 当日の女性特派員の参加者は5名ということで、クイズ担当2名、模型実演担当3名として、私はクイズをすることに。前回から少し改善をして作成したもので、実際にしてみた。参加者は3 グループに分かれていたので、3 回クイズをすることに。クイズも厳選して、5問〜6問ほどとした。
 個人的には、まだまだ経験値が少なく、話の幅を広げられたらなぁと思った。
 砂防特派員の活動は科学館だけだったが、アウトドア教室は、最後に綿ヶ滝に立ち寄ると聞き、私もそれくらいの時間に行ってみた。全員滝のそばまで降りて、大勢なので、2つに分かれて、白山手取川ジオパークの公認ガイドさんが説明をしてくれていた。滝の水飛沫がかかり暑い日にはもってこいの涼しさだった。子供たちの印象に残ったのであれば、嬉しいと思う。

【M.M】
 小学生対象のアウトドア教室で、白山砂防科学館での模型実験と土砂災害のクイズをお手伝いしました。私は模型実験を担当しましたが、事前に送っていただいた資料をもとに、グループの3名で、打ち合わせをして臨みました。前回は資料の読み込みもできておらず、3人で連携しながら説明をするということに気も回らなかったのですが、資料の使い方も慣れてくると見学者に資料を見せる人、説明をする人、機械操作をする人と、合図を送りながら模型実験を行うことができました。資料も次のページへ移った時に読み上げる箇所がすぐにわかるように、赤い太枠で囲ってあり、スムーズに進められるようになっていました。この日は同じ役割を3回しましたので、それぞれ慣れることができ、良かったと思います。
 4年ぶりの開催であると、翌日の新聞で見ました。また機会があれば参加して、慣れていきたいと思います。

【N.Y】
 今回は、手取川アウトドア教室2023の白山砂防科学館見学の一部としての広報活動でした。子どもたちの各班に帯同するのではなく、○×クイズ班と土石流模型実験班に分かれて、私たちは移動しないという形態で行われました。
 私は、土石流模型実験の機械操作担当でした。以前もしたことはありましたが、実際に見学会を経験することがレベルアップの近道かなと思いました。
 説明者の方々も、大きい声で子どもたちの反応に対応しながら進められていたと思います。原稿を見ながら少しうつむいて話すよりは、ラミネートされた提示用のパネルの裏面の原稿を読む方が声が通ったような気がします。その都度反省をしながら少しでも良い広報活動になればと思います。
 未熟ではありますが、引き続きよろしくお願いします。

【S.Y】
 8月7日、この日は手取川流域地域に住む小学生のグループに砂防科学館で○×クイズと砂防堰堤実験を行う活動でした。5人の特派員で2グループに分かれての活動でした。
 私は砂防堰堤実験のチームでした。6月に小学生に案内をしたことの振り返りや改善点を整理し、説明文などを修正した後の活動になりました。その反省点を意識しながら実験説明に臨みました。例えば雨を降らせるときに「雨、お願いします」「雨、降らせます」などの声掛けや、パネルを出すときに説明文に添うように見えやすい角度にするなど心配りが大事だなあと感じました。3人の特派員の息を合わせること、協力することが大事だと思いました。そしてなるべく大きな声でゆっくり話すように心がけました。原稿を見ながらの説明だったので今後は原稿を見なくても進められるようになりたいです。
 子どもさん達は水が流れ、土砂が流れる様子に興味があるようでした。そしてもし実際にそんな危険が迫ったらどう行動すればよいか?また予防するための堰堤の役割をお話した時、静かに聴いてくださいました。今は分からなくても後に堰堤の役割や重要さを理解してくださるきっかけになればと思いました。
 今回は砂防科学館だけでなく手取川ダムや百万貫の岩や綿ヶ滝なども見学されたと聞きました。自然や手取川の美しさに触れ、夏休みの良い思い出になったのではと思います。私も夏の良い思い出になりました。
 まだまだ不慣れですが今後も金沢河川国道事務所の職員さんや特派員のみなさんと堰堤の役割を伝えていければと思っています。