金沢河川国道事務所

 第2回活動--令和6年5月24日(金)

 令和6年度2回目の活動は、白山砂防事業概要、土砂災害の形態と災害事例、砂防設備の役割等について学びました。
 手取川流域の主な災害事例を学び、土石流・がけ崩れの発生時映像等から土砂災害の危険性を改めて感じるとともに、砂防設備の効果事例についても学ぶことができ、砂防事業の必要性について理解を深める活動となりました。
 併せて、今年度の広報活動に向けて、小学生向け見学案内の練習も行いました。

★参加人数★
  7名

★学習内容★
1.白山砂防事業概要について
 1)手取川流域の主な災害について
  ・昭和9年大災害
  ・平成11年甚之助谷土石流
  ・平成16年別当谷土石流
 2)白山砂防事業・地すべり対策事業の概要について
  ・白山砂防事業の経緯
  ・白山地すべり対策事業の経緯

2.小学生向け見学案内の練習について
  ・館内施設の説明
  ・土砂流模型実験装置の演習

3.今後の活動について
  
  • 第2回活動状況
 
白山砂防事業概要説明を行う
流域対策課長と、真剣に聞き入る特派員
  土砂流模型実験の
説明を受ける特派員
 
模型実験の原型となる
風嵐裏谷堰堤の説明を受ける特派員
  白山手取川ジオパークについて
科学館での解説についての
説明を受ける特派員
 
活動報告  特派員の代表的な感想

【T.S】
本日の活動は、小学生への説明会の練習や、装置の準備のやり方などでした。やり方や説明などを実際に見学させてもらったのは初めて(?)のような感じで「なるほど〜」となることばかりでした。今から本格的な活動がスタートしていくと思うので学んだ事を昨年より1つグレードアップして伝えられたらなとおもいます。また、活動される皆様は”特派員”というつながりでお会いしました。みなさん、それぞれ魅力的で、そんな皆さんと活動していくのも楽しみの1つです。
    
【K.Y】

今回が白山砂防特派員としての初めての活動でした。今まで身近に感じたことがなかった土石流や砂防でしたが、概要説明や砂防科学館で見た3D映像、数多くの展示物、実験装置を見て、過去に何があってどんな被害が出たのか、土石流がどれだけ恐ろしいものなのか、その被害を少しでも抑えるために何が施されたのかを理解することが出来ました。砂防堰堤によって、救われた地域や人々達がいるとおもうと、とても大事な役割を果たしていて、生活していく上で欠かせないものになっているんだなと感じました。砂防についてはまだまだ奥が深く、語るには時間が到底足りないくらいだと思いますが、この一年間を通して出来るだけ多くの情報を取り入れ、理解し、自分たちに出来ることは何なのかを考えながら活動していきたいと思います。

【M.M】
 砂防特派員活動も3年目に入りました。砂防事業についても、いくらかは理解できたものの今年度もさらに深めていきたいと思います。

今回は小学生向けの広報活動の勉強のため、砂防科学館の中をじっくり見学することができました。小学生が科学館を見学していても私がポイントがわからず説明もできませんでしたが、プロジェクションマッピングを丁寧に見ていくととてもわかりやすく作られており、それを小学生がどう興味を持つのか自分ももう一度ゆっくり見てみたいと思っています。

そして、土砂災害の模型実験の練習のあとに風嵐堰堤へ見学に行くという流れで、実際の見学者の方にさらに砂防の役割に興味を持ってもらえたらいいなと思いました。
 

白山砂防 - 白山砂防女性特派員