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第1回活動
--令和6年5月19日(日)
令和6年度第1回活動は、白峰若葉まつりにて「出張!白山砂防科学館」ブースを出展し、科学館パンフレットの配布やパネルの展示等を行いました。ブースでは、バックホウラジコンを用いた無人化施工体験コーナーも設け、操作の楽しさ・難しさを体験いただきました。
白峰若葉まつりの催しの1つとして「白山砂防○×クイズ」を開催しました。たくさんの方にご参加いただき、大変盛り上がりました。5問正解者には、缶バッジなどの景品をお渡しし、お年寄りやお子様まで楽しんでいただきました。
また「白山手取川ジオツアー」に同行し白山砂防科学館の見学や百万貫の岩・砂防堰堤の解説等を行いました。
白山砂防科学館には、百万貫の岩の模型(2分の1スケール)や白山手取川プロジェクションマッピング、砂防劇場等の展示のほか、砂防や防災に関するクイズに正解すると白山砂防科学館限定の砂防カードがもらえるコーナーもあります。入館料は無料です。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来館ください。
●白山砂防科学館に関する情報は
こちら
★参加人数★
4名
第1回活動状況
白山砂防○×クイズを開催!
○かな?×かな?
無人化施工体験コーナー
子供たちも夢中でした!
白山手取川ジオツアー
(奥に見えるのは百万貫の岩)
百万貫の岩について解説する
流域対策課長
若葉まつりに参加した特派員の皆さん
活動報告
特派員の代表的な感想
【M.Y】
今回の広報活動として、白峰わかば祭りに参加させていただきました。天候もよく、午前と午後の〇×クイズ5問も皆さん楽しく参加していただきました。全問正解者には砂防カードや缶バッジ・ストラップ・マグネットを差し上げました。サボちゃんとリュウ君のストラップが可愛いと好評でした。5問でちょうどいい長さでした。
12時からは百万貫のジオツアーの参加者も最初を少なくどうなるかと思ってましたが14名の参加がありよかったです。参加された皆さんいろいろ質問していらっしゃいました。甚田課長にいろいろ質問なさっている方の横で聞いていましたが私もとても勉強になりました。パネル展示も各谷によって堰堤の構造を変えることのわけも知れとても勉強になりました。今後もいろいろ活動に参加して勉強したいと思います。
【T.S】
白峰若葉まつりの「出張、砂防科学館」ブースで活動をしました。私は3回目の出席、今回は自戒を込めて、ちょっと辛めの感想を書こうと思います。
10時30分、いつものように、○×クイズからスタートしたのですが、段取りがうまく把握できておらず、スタート時間も遅れるなどして焦りました。(クイズは盛り上がりました) 12時開始のジオツアーの申し込みも最初ふるわず、お声がけに会場をまわったり(こんなことは初めて)。ツアーに参加した方々の反応(質問等がない)も今一つ。何かがいつもと違うのを感じていました。 要因は、私たち運営側の連携不足だと思います。今年度、初めての野外活動で、初参加スタッフも多かったにも拘わらず、コミュニケーションが不足していたように思います。経験者は、積極的にノウハウを伝えて、積極的に動く。なぜ昨年までスムーズだったかを考えたとき、ベテランさんが、しなっとひっぱってくれていたことに気づきました。NYさん、RKさん、Sさん、Hさんの偉大さがわかる! そして、「砂防」に興味をもってくれた皆さんの「見たい、知りたい」に応えるのが私たちの役目。「伝える」ことはもちろんですが、「伝わる」ことは、もっと重要。自分本位ではない接客、そのためにできる工夫や準備する時間を疎かにしてはいけないと思います。 なにより、私たちが楽しみながら活動すること!この気付き、次回に活かします。
【T.N】
特派員3年目となる、令和6年度の砂防特派員活動がはじまりました。委嘱式に参加できなかったため、活動のはじまりは白峰の若葉まつりでした。前日の夏のような暑さはややおさまった薄曇りの過ごしやすい日曜日、今年も若葉まつりが始まりました。新年度を迎え、流域対策課の職員さんたちもメンバーが変わり、新たなチームワークのスタートとなりました。私たちは、午後出発の手取川ジオツアーと、出張!白山砂防科学館(午前と午後の砂防クイズ・バッウホウラジコン操作体験・パネル展示・パンフレット資料等の配布)の担当です。白峰の春秋のお祭りに参加させてもらっているので、ブース出展にも馴染んできたような気がしています。
無人化施工をちょっぴり体験できるバックホウラジコンは、ラジコンに惹かれる老若男女に大人気でした。実際に甚之助谷などで無人化施工に使われている思いを馳せると、技術の高さなど、砂防の事業って本当にすごいあと改めて感じました。
砂防クイズですが、問題数を絞り、防災関連の問題を意識して入れてみました。そして、午前と午後でも問題を変え、当日のツアーや、砂防のPR、防災の注意なども絡めて楽しんでいただけるようにしてみました。問題の1つに、石川県の土砂災害危険個所がどれぐらいあるかという問題があったのですが、危険箇所が1,000か所くらいしかないなんて、(そんなに少なくてよかったという)希望でしかなく、実際はその4倍近くの危険箇所があることって、なかなか実感としては持ちにくいけれど、そのくらい多い=身近であることは意識はしておかないといけないなと思いました。 勝ち残った方への景品のバッジなどをとてもうれしそうに選ばれておられたのが印象的で、度合いはさまざまで、砂防興味を持たれている人はたくさんおられるんだなと感じました。
白山手取川ジオツアーは締め切りぎりぎりにぐぐっと参加者が増え、特派員含め、ちょうど満員で出発。砂防科学館見学では、こんないいところがあるのを知らなかったとのお声も。じっくり見ていると、本当にいつまでもいられる科学館です。そこから、百万貫の岩、そして宮谷川合流地点までの見学。百万貫の岩は、いつの季節も本当にきれいです(冬季は閉鎖されるため雪景色は見たことがないですが)。大水害を引き起こした土石流が、美しい地域の景観もまた作り出していることについて考えさせられます。
残念なら雪解けのため川の水量も多く、また飛び石が少し動いたようで、百万貫の岩の近くまでは行けず、川を挟んでの見学となりましたが、砂防科学館の砂防劇場で見た映像もあわせて、こんなに大きい岩を押し流してきた、昭和9年の出来事が本当に大きな災害だったことは伝わったのではないかと思います。
終わりかけでぽつぽつと雨が降ってきて、少し早じまいし、楽しかった1日が終わりました。毎回思うのですが、地元密着ながら観光に来られた方も楽しめる、そして砂防とやジオパークも触れ合える、とてもアットホームなお祭りです。秋には温泉まつりもありますので、少し足を伸ばしてぜひお越しいただきたいと思います。 クイズでのPRや豆知識や、ジオツアーへのお誘いをどう入れるか。毎回、何やかんやとお客様が参加してくださるジオツアーにおいては、砂防(愛)や白山砂防特派員視点を生かした案内はどうすればさらに魅力的な内容になるか、お客さんと共感できるようにさらに考えていきたいなと思いました。
白山砂防 - 白山砂防特派員