掲載日 2010/09/07
職員による水門の操作訓練を行いました
〜局地的集中豪雨や本格的な台風シーズンに備えて〜
これらの施設は沿川の自治体や地域の方々に操作を委託(委嘱を含む)しており、通常は委託した操作員により開閉操作が行われていますが、近年の局地的集中豪雨等により急激に増水した場合など、突発的に操作の必要が生じることもあり、操作員との連絡がとれない、もしくは水門に到着するまでに時間を要するといった場合には、緊急的に千曲川河川事務所の職員が出動し操作することになります。
このため、職員を対象とした水門・樋門の操作方法を習得する訓練を実施しました。
訓練は、水門操作に携われる者を複数確保し臨機に対応できる体制づくりの重要性などを説明する講習会と、現地施設における実地訓練からなり、8月24日、27日、31日の3日間で、延べ47名の職員が取り組みました。
□8月24日(火)宮沢川樋門(飯山市)
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水門操作に関する講習会 | 施設内での具体的な操作方法の説明 |
□8月27日(金)松節排水樋管(長野市)
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手動によるゲート操作の訓練状況 | 訓練の様子はテレビ放映されました |
□8月31日(火)岡田川樋門(長野市)
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設備の構成する機器を確認しました | 職員の操作によるゲート降下状況 |
9月に入ると本格的な台風シーズンを迎えます。千曲川河川事務所では、今回の操作訓練及びこれまで実施してきた排水ポンプ車実働訓練、Ku−SAT設営訓練等を重ねることで、緊急時における迅速かつ適切な対応が取れるよう準備を続けています。