静岡県駿河湾を震源とする地震による被災地域へTEC-FORCE出動しました
土砂災害危険箇所緊急点検を実施

千曲川河川事務所、松本砂防事務所から 派遣されたTEC-FORCE隊員

　　 8月11日に発生した静岡県駿河湾を震源とする地震を受け、8月12日〜15日の日程で千曲川河川事務所からTEC-FORCE隊員2名が被災地へ派遣されました。

　被災地では、震度6弱を観測した静岡県伊東市(旧修善寺町)において、松本砂防事務所から派遣された2名及び運転手を含む5名で現地調査班を編成し、土砂災害危険箇所の点検を行いました。


　土砂災害危険箇所44箇所の点検を行い、2箇所で斜面の崩落を確認しましたが、その他の箇所では危険な箇所は確認されませんでした。今回実施した点検結果は静岡県に報告され、点検結果に基づき必要な対策が実施される予定です。

現地被災状況(斜面崩落箇所�@)

現地被災状況(斜面崩落箇所�A)

地元住民からの情報提供

　地元住民の皆様からは、点検時に積極的に情報を提供して頂くなど非常に協力的に接して頂き、TEC-FORCEに対する期待の大きさが感じられました。また、隊員に対して静岡県知事から激励のお言葉を頂いております。

　今後も災害を未然に防止するための事業を推進していくとともに、大規模な自然災害に対して、被災地への支援活動を円滑かつ迅速に対応してまいります。

　本内容は、北陸地方整備局HP(http://www.hrr.mlit.go.jp/)の「8月11日5時7分頃　駿河湾を震源とする地震による北陸地方整備局の対応状況(第4報)」に概要が紹介されています。
　あわせて、同じ現地調査班として活動した松本砂防事務所のＨＰ「アルプスSABO(http://www.hrr.mlit.go.jp/matumoto/)」の中でも活動状況が掲載されていますのでご覧ください。