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高瀬ダム、七倉ダムの発電容量のうち1,200万m3、大町ダムの水道容量のうち67万m3を洪水調節容量
に振り替え、新たに1,267万m3の洪水調節容量が確保されます。
これらの洪水調節容量を用いて、高瀬川をはじめとする大町ダム下流の河川に対し、3ダム連携により
最も効果的となる洪水調節方式を検討した結果、現在の大町ダムの操作方式(定率定量調節方式)を鍋底
調節方式(バケットカット)へと変更することとします。
注) 高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムにおける洪水吐施設の改良等は行いません。

高瀬ダムの堆砂対策として、将来にわたって、確保した洪水調節容量と発電容量を維持することを
目的として、令和11年度までに高瀬ダム上流から大町ダム下流までの間において土砂輸送用トンネル
(約11km)を整備し、ベルトコンベア(約11km)及び土砂分級設備、土砂仮置き施設の整備を行います。


高瀬ダム及び七倉ダム・大町ダムにおいて新たに洪水調節容量を確保することにより、昭和58年9月洪水と同規模の洪水が発生した場合、立ヶ花地点における流量7,600m3/sのうち既設ダムを併せた洪水調節後の流量は7,300m3/sになります。