千曲川河川事務所千曲川情報館
防災/災害情報ニュース/イベント入札契約情報事務所と事業環境への取り組み知る・遊ぶ・協働総合学習素材リンク集
トップページ >お問い合わせ >よくあるお問い合わせ(FAQ)

よくあるお問い合わせ(FAQ)

千曲川河川事務所によせられた「よくあるお問い合わせ」をQA形式で紹介します。

 

千曲川について川の働きイベント災害堤防植物樹木の利用環境その他


千曲川について

Q.
「千曲川」という名前は、どのようにつけられた名前か?
A.
 千曲川の名称の語源については諸説あります。              
@川が蛇行して曲がりくねっていることから名づけられたいう説(千曲川犀川の本・千曲川犀川緑地連絡会発行、河川の名称・松村峯生著)
 
A長野県の旧豊田村から下流の千曲川は狭窄部が連続し、両岸は崖状の地形を呈していることから、「チク(崖)・マ(袋状の湿地)の川」という説(河川の名称・松村峯生著)
などがあります。

 また、源流の川上村には、大昔に高天ケ原に住む神々の間で大きな戦いがあり、そのときに流された血潮によってできた川で、その血潮があたり一面に隈(くま)なく川のように流れたので血隈(ちくま)川となったという伝説もあるそうです。(千曲川の今昔・北陸建設弘済会発行)
なお、(河川の名称・松村峯生著)としている説については河川協会のホームページから引用しました。(http://www.japanriver.or.jp/park/qa/ans_16.htm)

Q.
千曲川の流路延長は214km、信濃川は153kmですが、何故、日本最長の河川の名前には「信濃川」が選ばれたのか?

比べると流路延長が長い「千曲川」が日本最長河川の名前とされてもよかったのではないか?
A.
 千曲川と信濃川は同一の河川ですが、千曲川が新潟県に入ると信濃川へと名称が変わります。これは昔、国ごとに河川の名称を変えていたことから、それぞれの県において今でも一般的な呼び名が異なっている場合があることからです。

 信濃川の河川法上の河川の正式な名称は、昭和40年3月24日に一級河川の指定が行われており、「信濃川(千曲川を含む。)」となりました。したがいまして信濃川には千曲川が含まれますので、通常、日本一長い河川は信濃川と言っています。

Q.
千曲川と犀川の始まりは?
A.
 千曲川は甲武信ケ岳(こぶしがだけ)から始まり、犀川は、槍ヶ岳(やりがたけ)を源としています。これらの川はいくつもの流れを集め、様々な地形をつくりながら下っていきます。長野市で千曲川と犀川が合流し、新潟県に入ると信濃川と名前がかわり、日本海まで流れていきます。

Q.
日本で一番長い川は?
A.
 信濃川(千曲川を含む)で、367qの幹線流路延長(水源地から河口までの長さ)です。以下、
第2位 利根川 322km
第3位 石狩川 268km

Q.
千曲川流域には何人ぐらいの人が生活しているのか?
A.
 長野県の全人口215万人のうち、154万の人達が千曲川流域で生活しています。これは長野県全体のおよそ72%にあたります。(平成22年国勢調査より)

ページトップへ


川の働き

Q.
千曲川・犀川の水は、何に使われているか?
A.
 川の水は、使用量の多い順に、                        @水車を回すことによって電気を起こす「発電用水」
  A田畑をうるおす「灌漑(かんがい)用水」
  B飲み水としての「水道用水」
などに使われています。
※これらの水を溜めるためにダムなども利用します。

Q.
川の中の土地は、どのように使われているのか?
A.
 一般的には、河川敷内の土地は治水に支障のない範囲で、公園などの公共的な利用を基本としていますが、千曲川・犀川流域は私有地も多く、田畑や果樹園として使用している実態もみられます。

Q.
千曲川の水の量はどのくらいあるか?
A.
 川の水は雨の降り方や降った場所によって大きく変化します。普通の天気の良い時で、坂城町のあたりでは1秒間に約50立方メートルくらいの水量が流れています。これを学校のプールに入れると10秒ほどで一杯になる量です。

 1年間に流れ出る水の量は、諏訪湖の水量にたとえると約40杯分にもなります。

ページトップへ


イベント

Q.
千曲川・犀川に関係したイベントは何があるか?
A.
 主として市町村が主催する、健康ウォーク、カヌー体験会などいろいろあります。千曲川河川事務所ホームページでも紹介していきます。

ページトップへ


災害

Q.
戌の満水とは何か?
A.
詳しくは下記のページで詳しくご紹介しております。
http://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/shiru/kouzui/kako/index.html

Q.
千曲川・犀川で起こった大災害は?
A.
詳しくは下記のページで詳しくご紹介しております。
http://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/shiru/kouzui/gaiyou/index.html

日本一の大河367
http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/367/disaster/index.html        

Q.
洪水が起きないような工夫はしているか?
A.
 洪水の発生を防ぐことはできませんが、洪水が起こった時に最小限の被害におさえるために、新たに堤防をつくったり、河底などを掘削し河川の断面を大きくして水の流れる量を増やしたり、老朽化した樋門や排水機場などの施設を改築するなどの、河川の安全度を高める対策を行っています。

 また、ダムに川の水をためることによって下流に流れる水の量を調節することも行っています。

ページトップへ


堤防

Q.
堤防はどんな働きはしているのか?
A.
 たくさんの雨が降ると、その雨が川に流れ込むため川の水が増え、洪水をおこし、大きな災害をもたらすことがあります。堤防は洪水時に川が氾濫するのを防いで、人々や家などを水害から守っています。

ページトップへ


植物

Q.
他の県では、なぜケショウヤナギがないのか?
A.
 ケショウヤナギは、北海道の日高地方や十勝地方、長野県では梓川の上流などの、寒冷地の河川沿いに特異的に分布する、氷河期時代から生き延びてきた残存植物です。
冬季の気温がー15℃以下になる、砂礫層の深い河原であることなど、条件が限られた場所にしか生息しないためです。

Q.
堤防上の除草をする場合、植物や昆虫等の貴重種に対する配慮は?
A.
 堤防の除草にあったっては、、貴重種に影響を及ぼさない刈り取りの方法や時期、野焼きの禁止などを周知し、また、分布・生息状況を把握するなど、貴重種に配慮した除草作業を行っています。

ページトップへ


樹木の利用

Q.
河川に群生している木の伐採の計画樹木を、個人用に薪の材料として使いたが可能か?
A.
 薪として利用されるのであれば、当所で河川管理上特に支障となる箇所の伐採を適宜行っていますので、この際発生する樹木をおわけすることも場合によっては可能です。また、公募により希望者に伐採していただき、その伐木を無償で持ち帰って頂くことにより、伐採コストの縮減及び木材資源の有効利用を図る試みを平成17年度から行っています。

 なお、個人で河川敷内の樹木を伐採する場合は、その場所が国有地の場合と私有地の場合で対応が違ってきます。千曲川河川事務所管内の河川敷には、多くの私有地が混在しており、この場合、当事務所においても所有者の承諾なしに樹木を伐採することはできません。また、河川敷内には鳥類や小動物も生息しており、これらの生態系への配慮や、貴重種等が生息している場合は、専門家の助言も必要となることがあります。伐採の場所、規模によっても対応が違ってまいりますので、いずれの場合も担当の出張所にご相談下さい。

【長野出張所】
〒380-0911 長野市松岡二丁目1番26号
 電話:026-221-4882
担当:千曲川の村山橋から篠ノ井橋
   犀川の千曲川との合流点から両郡橋までの間

【戸倉出張所】
〒389-0800 千曲市大字戸倉字芝宮2222
 電話:026-275-0133
担当:千曲川の篠ノ井橋から大屋橋までの間

【中野出張所】
〒383-0042 中野市大字西条字吉原562
 電話0269-22-2729
担当:千曲川の飯山市上境(湯滝橋下流)から村山橋までの間

【松本出張所】
〒390-0851 松本市大字島内1666番1126
 電話:0263−47−2199
担当:犀川の日野橋から新淵橋までの間
    高瀬川の犀川との合流点から安曇橋までの間
    奈良井川の犀川との合流点から島橋までの間

ページトップへ


環境

Q.
河川のゴミをもっと少なくするにはどうしたら良いか?
A.
 河川は利用者みんなのものです。また、上流で捨てられたゴミが下流まで流れていく間に、景観や生態系などに様々な悪影響をおよぼします。不法投棄をなくすためには、ひとりひとりが関心を持ち、ゴミを捨てないように自覚する必要があります。

ページトップへ


その他

Q.
河川敷の遊歩道にソーラーのついた街灯などは設置可能か?
A.
 河川敷内にみだりに工作物に設置すると、洪水時に水の流れの障害になったり、流された工作物が洪水後に下流に残され、そのまま放置されるなどの悪影響があるため、原則として、川の中に工作物は設置できないことになっています。よって街灯のような施設は、管内の河川公園には設置されておりません。

 ただし、平常時の河川の利用に対する配慮も必要なことから、河川公園に置かれたベンチや簡易トイレなどのにように、市町村長などが施設の設置者となり設置者が責任をもって、洪水時には川から運び出すことを条件に許可している事例もあります。

 

ページトップへ


〒380-0903 長野市鶴賀字峰村74
国土交通省 千曲川河川事務所 TEL:026-227-7611 FAX:026-227-9466
Copyright (C) Chikuma River Information Room. All Rights Reserved.