A.
洪水の発生を防ぐことはできませんが、洪水が起こった時に最小限の被害におさえるために、新たに堤防をつくったり、河底などを掘削し河川の断面を大きくして水の流れる量を増やしたり、老朽化した樋門や排水機場などの施設を改築するなどの、河川の安全度を高める対策を行っています。
また、ダムに川の水をためることによって下流に流れる水の量を調節することも行っています。
Q.
堤防はどんな働きはしているのか?
A.
たくさんの雨が降ると、その雨が川に流れ込むため川の水が増え、洪水をおこし、大きな災害をもたらすことがあります。堤防は洪水時に川が氾濫するのを防いで、人々や家などを水害から守っています。
Q.
他の県では、なぜケショウヤナギがないのか?
A.
ケショウヤナギは、北海道の日高地方や十勝地方、長野県では梓川の上流などの、寒冷地の河川沿いに特異的に分布する、氷河期時代から生き延びてきた残存植物です。
冬季の気温がー15℃以下になる、砂礫層の深い河原であることなど、条件が限られた場所にしか生息しないためです。
Q.
堤防上の除草をする場合、植物や昆虫等の貴重種に対する配慮は?
A.
堤防の除草にあったっては、、貴重種に影響を及ぼさない刈り取りの方法や時期、野焼きの禁止などを周知し、また、分布・生息状況を把握するなど、貴重種に配慮した除草作業を行っています。
Q.
河川に群生している木の伐採の計画樹木を、個人用に薪の材料として使いたが可能か?
A.
薪として利用されるのであれば、当所で河川管理上特に支障となる箇所の伐採を適宜行っていますので、この際発生する樹木をおわけすることも場合によっては可能です。また、公募により希望者に伐採していただき、その伐木を無償で持ち帰って頂くことにより、伐採コストの縮減及び木材資源の有効利用を図る試みを平成17年度から行っています。
A.
千曲川河川事務所の管理区域においてドローンを飛行させる場合、河川管理者(千曲川河川事務所)の許可や届け出等は必要ありません。
河川敷にある公園等の上空を飛行される際は、公園等の管理者である市町村の担当者へ事前に連絡をお願いいたします。
また、河川敷地内には民地(畑の耕作者等)もあるため、そのような場所を利用される場合は、トラブルにならないよう事前に連絡が必要と考えます。
その他、河川敷や堤防では他の河川利用者もいらっしゃるため、飛行の際は安全面に十分配慮して頂くようお願いします。
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国土交通省 千曲川河川事務所 TEL:026-227-7611 FAX:026-227-9466
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