平成16年7月新潟福島豪雨 阿賀野川出水状況報告
2003.09.24
4.新聞報道・早出川改修事業の効果
早出川改修事業の効果
早出川ダム建設(村松町田川内)と早出川捷水路工事(五泉市三本木)により川幅を広げたことにより善願水位観測所(五泉市)において1.3m水位を下げる事ができました。過去に平成12年にも同じように大きな出水がありましたが、その時も効果を発揮し被害を食い止めています。もし、これらの事業が行われていなければ「大きな被害」の発生が考えられます。
善願橋付近で破堤した場合の氾濫シミュレーション
善願付近の横断図
想定被害
- 浸水面積:約2,000ha
- 浸水家屋:約4,500戸
- 被害額:約1,.400億円
早出川捷水路(しょうすいろ)
早出川の旧河道は五泉市街地で大きく曲がりくねっていたうえ川幅が狭くなっていたため、水が流れやすいように捷水路(まっすぐな川)をつくり、流下能力不足を解消。
- [旧河道]川幅:約90m 約2倍に広げる→ [捷水路]川幅:約200m
早出川捷水路(しょうすいろ)と旧河道