雪国楽校応援隊通信 第1号

3/10

石打小学校(6月22日)

石打小学校4年生が魚野川で水生生物の観察を行いました。講師は元新潟県内水面水産試験場小出支場の関泰夫さんです。
石打小学校4年生は地域の環境を知ろうと、これまでに地域の植物を調べたり、空気の汚れ具合を調べたりしています。今回は川の環境の学習です。
川の水は14℃。最初は冷たい水に戸惑った様子の児童たちでしたが、水生生物が見つかるにつれ、夢中になって川の中で活動していました。児童たちはカゲロウをはじめ、カジカ、ヤマメなどの魚も見つけることが出来ました。
「川の中の藻を食べる水生生物、水生生物を食べる魚、魚を食べる人間という、食べる・食べられるの関係が川にはあります。どんな小さな虫でも無駄なものはありません。」と関さん。児童からは「いろいろな虫がいたことが分かった。」「たくさんの虫が見つけられて楽しかった。」との感想がありました。

採り方を関さんに聞きながら、水生生物を探します。

「この生物は何ですか?」分からないことは関さんが教えてくれます。

水生昆虫だけでなく、カジカの子やヤマメも捕まえることができました。

「この緑色の虫は何?」「トビケラの仲間ですね。」と関さん。
◆◇今回、魚野川で見つけた水生生物◇◆
カゲロウ、ヒル、トビゲラの仲間、チラカゲロウ、カジカの子、ヤマメの子など