ダム本体工事のながれ

コンクリート打設手順

コンクリートの製造

生コンクリートを作るために、通常は骨材(砂や石)を製造・貯蔵し、セメントも一定量をストックしておきます。
横川ダムでは、良い石が手に入りにくかったことから、骨材を購入しストックしておきました。
これらの材料をストック場からコンクリート製造設備へ運搬し、生コンクリートを作ります。

コンクリートの打設

作られた生コンクリートはケーブルクレーンに吊られたバケットに入れてコンクリートの打設位置まで運搬します。
バケットから放出されたコンクリートは、バイブレータを装着したバイバックを使って締め固めを行いました。

写真:打設・締固め

写真:打設・締固め

目地造成

写真:目地造成

コンクリートにはひびが入るので、あらかじめひび割れを発生させる場所を決めて、水が漏れないような対策を行いました。

グリーンカット・養生

打設・締固め直後のコンクリートを気温の変化や乾燥などから守るため、水で浸したり、シートで覆うなどの養生を行いました。また、コンクリート表面を金ブラシなどで削ることにより、次に打設するコンクリートとの接着を良くしました。

写真:グリーンカット・養生
写真:グリーンカット・養生

このページの先頭へ戻る