掲載日:2017年10月6日

高田農業高校、上越総合技術高校2年生が現場見学

高田河川国道事務所では、建設産業の仕事の魅力や、やりがいを知ってもらい、関心を高めてもらうため、新潟県立高田農業高等学校農業土木科と新潟県立上越総合技術高等学校環境土木科2年生を対象とした現場見学会を開催しました。
また、働くこと、建設業について考えるグループ討議を主体した仕事講座を、高田農業高等学校農業土木科2年生を対象に実施しました。
この見学会及び仕事講座は、将来にわたる公共工事の品質確保とその担い手の中長期な育成・確保を目的とした平成26年の「担い手三法(品確法、入契法、建設業法等)」の改正を受け、平成27年度から新潟県建設業協会上越支部青年部会、高田河川国道事務所、新潟県上越地域振興局が共同で実施しているものです。

国道8号 弁天大橋架替を見学(高田農業高校)

9月21日(木)午前、高田農業高等学校農業土木科2年生35名が、国道8号新潟県糸魚川市能生地区に所在する弁天大橋の架替工事を見学しました。
本見学会は、一般社団法人新潟県建設業協会が実施する「平成29年度高校生の現場見学会」も兼ねて実施するものです。
現場見学の前に高田かわこくの職員から弁天大橋架替事業の説明を受けた後、生徒は4班に分かれ、測量、コンクリート打設、出来形計測・写真管理を体験し、若手技術者の体験談を聞きました。
午後は、新潟県上越地域振興局所管の木島地区区画整理事業の現場を見学しました。

高田かわこく職員による事業説明
測 量
出来形計測
写真管理
コンクリート締固め
若手技術者の体験談
全員で記念撮影

「働く」について考えよう!(高田農業高校)

現場見学会に引き続き、9月22日(金)、高田農業高等学校農業土木科2年生35名を対象に、『「働く」について考えよう!』をテーマとして、建設産業に関する仕事講座を同校測量実習室で実施しました。
自身が働くことになった場合を想定し、会社を選ぶ時の決め手は何か、何に喜び(やりがい)を感じると思うか、現場見学会で気になったポイント、建設業のやりがいとは、などに関して、5班に分かれてグループ討議を行い、各班から発表してもらいました。

座学(「働く」について)
グループ討議

国道253号 上越三和道路を見学(上越総合技術高校)

9月29日(金)午前、上越総合技術高等学校環境土木科2年生29名が、新潟県上越市寺地先から鶴町地先で工事中の国道253号上越三和道路の現場を見学しました。
高田河川国道事務所直江津国道維持出張所で事業概要の説明を受けた後、3現場においてクレーン操縦、鉄筋組立、ICTバックホウ搭乗、EPS加工を体験し、若手技術者の体験談を聞きました。
午後は、新潟県上越地域振興局所管の柿崎川護岸工事の現場を見学しました。

高田かわこく職員による事業説明
クレーン操縦
鉄筋加工
ICTバックホウ搭乗
EPS加工
若手技術者の体験談
全員で記念撮影

生徒達は、普段行うことのできないコンクリートの締固め作業や建設機械の操縦等を体験し、非常に貴重な体験となったことと思います。
現場見学会や仕事講座を通じて、建設業界や建設工事に対するイメージや仕事の内容の理解が深まれば幸いです。