掲載日:2016年6月9日

「関川水辺クラブ」が上越の河川水質調査実施

NPO法人関川水辺クラブは、6月5日に「身近な水環境の全国一斉水調査」として、上越地域の河川の水質調査を行いました。
この調査は全国統一の手法で同一日に実施し、その結果を分かりやすいマップにまとめることで、身近な水環境に関する理解と関心が高まることにつながります。

全国各地の市民団体が実施していますが、上越地域では、関川水辺クラブが毎年実施しています。
水辺クラブの山本理事から調査方法の説明を受けたあと、昨年に続き、新潟県立看護大学の「水研究会」の皆さんも加わり、水辺クラブの会員とともに4グループに分かれ、15地点の水質調査を実施しました。

調査地点 荒川橋(関川下流)、稲田橋(関川中流)、新保橋(関川中流)
港橋(保倉川下流)、森本橋(保倉川中流)
高田橋(儀明川)、知道橋(青田川)、小峰橋(正善時川)
矢代川橋(矢代川)榮橋(渋江川)、
有間川橋(桑取川)
大岩橋(名立川)
北諏訪大橋(飯田川)
安江橋(戸野目川)
稲増橋(別所川)
調査内容
COD測定(パックテスト) 、気温、水温、透視度測定、水辺の環境(植生、野鳥等生き物)、流水の色・濁り・ 水面流下物など

カヌーで爽やかな関川を楽しむ

午前9時頃より調査を開始、各グループは3~4地点を調査開始、11時過ぎには終了し国土交通省塩屋水防資材庫前に戻りました。その後、川辺でタケノコ汁を楽しんだあと、さわやかな風の水面にカヌーを出し、関川とともに爽やかな1日を楽しんでいました。
関川両岸の堤防はきれいに舗装されているため、散策やウオーキング、サイクリングなど、多くの市民に利用されています。