掲載日:2015年9月16日

東北豪雨災害支援でTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)奮闘!

台風18号に伴う東北地方の水害被害に対する支援に出動した、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の田中隊員(高田河川国道事務所所属)は、9月12日から13日夜半まで、宮城県大崎市で北陸地方整備局のポンプ車5台、照明車3台により排水作業を行いました。
排水箇所は、鳴瀬川水系多田川の支川渋井川(宮城県管理区間)左岸で破堤し、湛水した場所です。
田中隊員は、9月12日(土)9時過ぎに高田河川国道事務所を出発、同日18時過ぎに宮城県大崎市古川の堤防決壊箇所に到着、20時過ぎより排水作業を開始、13日(日) 18時過ぎまで連続約22時間排水し、堤防決壊箇所の排水作業を完了しました。
14日は別箇所の排水要請に備え待機しましたが、排水の目処がたったところから、15日16時に事務所に帰還しました。
大崎市長からも感謝の言葉が有り、4日間の派遣作業に事務所職員で迎えた帰還式で、蘆屋事務所長は「大変な状況の中、ご苦労様でした。」と労をねぎらいました。田中隊員、本当にご苦労様でした。

ポンプ車による排水作業状況
夜間作業状況

帰還報告を行う田中隊員(左)と
千曲川河川事務所から派遣された吉田隊員(右)

①出動場所
② 鳴瀬川、渋井川、多田川、浸水状況
③詳細地図