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信濃川中流域水環境改善検討協議会

第28回協議会

以下の3点について審議していただきました。

  • 報告事項
  • 議事
  • その他

報告事項

【事務局説明】

[西大滝ダム下流水環境調査検討会の開催結果]



【JR東日本説明】

[宮中取水ダム減水区間におけるH27年度モニタリング調査結果報告(案)]

【議事】

委員:
流量と水温の関係がみえるような整理をしてほしい。例えば、西大滝ダム放流量と水温のグラフを同じところに記載した方が、流量があまり関係なくて気温がきいているとか、分かりやすくなると思う。


委員長:
水温の変化には様々な要因が影響している可能性があるので、整理の仕方を工夫してほしい。


事務局:
今後の資料の記載方法については検討する。


議事

1.【資料2-1 宮中取水ダム減水区間における平成27年度調査結果のまとめ評価(案)】

【事務局説明】

[資料2-1 宮中取水ダム減水区間における平成27年度調査結果のまとめ評価(案)]




委員長:
平成27年度の調査結果は、全体として例年並み、サケの遡上数確認はこれまでで最も多かった、という結果である。


2.【資料2-2 宮中取水ダム減水区間における平成28年度モニタリング調査結果(案)】

【事務局説明】

[資料2-2 宮中取水ダム減水区間における平成28年度モニタリング調査結果(案)]




委員:
平成27年度のサケ遡上状況は従来とは大きく変化した。資料1-4(P15)を見ると、平成27年度は、11月10日に向けてグラフの傾きが大きくなっており、年末になってもサケが目撃されたという情報もある。①平成27年にサケ遡上数が多くなった要因と、②11月10日以降も遡上して来ている可能性があるため、遡上調査期間の延長について、見解を聞きたい。


事務局:
平成27年は日本海への来遊数が非常に多かった。また、河口の信濃川漁協の捕獲数も5000尾くらいと、例年に比較して多かった。このように、日本海から信濃川に遡上するサケが例年に比較して多かったことも影響していると考えられる。また、調査期間については、今後も11月10日以降も遡上数が増加するような傾向が続くようであれば、期間延長も考えるが、当面はこれまでの期間としたい。


委員:
サケが平均4年で回帰してくると考えると、平成27年と平成26年の遡上数は、それぞれ平成23年と平成22年の稚魚放流数に影響されることになる。平成23年と平成22年のサケの稚魚の放流数と差異はあるか?


事務局:
大きくは変化していない。


委員:
H22年とH23年の稚魚放流数はあまり変化しないとすれば、河川環境が良くなったことも考えられる。このため、調査と継続してサケ遡上数の変化を把握することが大事である。


委員長:
1年では確たることも言えないため、今後もモニタリング調査を継続し、11月10日以降も遡上数が増加する傾向が続くようであれば、次年度以降期間の延長も検討するという事で如何か。


委員:
サケが戻ってきていることは十日町市民としても嬉しい事である。どれくらいのサケが遡上してきているのかを把握するのは、JR東日本にとってもアピール材料になるのではないかと私は思うし、ずっと調べるとどの程度になるのか非常に興味がある。調査に手間がかかるのはわかるが、1週間〜10日でも延ばすことを考えてほしい。


委員長:
平成28年度については、11月10日以降も遡上数の伸びが続くようであれば、協議会でどこまで対応できるか事務局で検討してほしい。


委員:
サケの遡上調査期間の設定に当たっては、これまでの宮中取水ダム付近でのサケの遡上の状況はもちろん大事なことであるが、それだけでなく関係の河川水利使用、発電施設の法定点検等との関係からできることには限界もある。今の時点では決められないが、様子を見たうえで、対応については検討させていただきたい。


委員長:
サケはいつまで遡って来るのか。


委員:
一概には言えないが、河川によっては1月になっても遡上してくることもある。仮定として言えば、1月まで調査を実施すれば、11月初旬までに全体の何%くらいが遡上しているかは把握できる。


委員:
10月20日〜11月20日までは、信濃川の下流でサケの捕獲がされているという情報を得ている。こうした下流での捕獲が11月20日に終わるとサケの動きがどう変わってくるのか興味がある。


委員:
水温が28℃を超えた日数と日最高水温が31℃を超えた日数の関係とともに、まとめの段階で流量との関係についても整理してほしい。


委員長:
今後のとりまとめ段階で、そうした視点からの取りまとめをしてほしい。


委員:
西大滝ダム減水区間では、水温のまとめにあたって、グラフに28℃の線を入れている。宮中取水ダム減水区間でも、西大滝ダムと同様に、河川水温の28℃を意識し、分かりやすいまとめをして頂きたい。


その他

事務局:
特にありません。







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