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信濃川中流域水環境改善検討協議会

第26回協議会

以下の3点について審議していただきました。

  • 第9回宮中取水ダム試験放流検証委員会結果の報告
  • 西大滝ダム減水区間について
  • その他

第9回宮中取水ダム試験放流検証委員会結果の報告

【事務局説明】

[第9回宮中取水ダム試験放流検証委員会結果の報告]

【議事】

会長代行:
提言で示した40m3/sは、今回の検討の結果により妥当なものであったと理解している。


委員:
十日町市が実施したラフティング調査では60、80、100m3/sのいずれも途中で引っかかることなく、またトラブルもなく楽しむことができた。40m3/sでも航行は可能とされているが、同様にできるかまではわからない。


会長代行:
水温の28℃に関しては、今回の検証委員会においては、適切な環境を求めていく上での目標値のひとつであるという議論がなされた。これについては最終的な報告書で示される。


委員:
資料-1のp.3.3-13に、委員会の調査では放流量が40tから120tでラフティングボートの航行が可能であることが確認されたとある。十日町市で実施したラフティング利用に関する調査は60tから100tということになっているので確認いただきたい。


西大滝ダム減水区間について

【事務局説明】

[西大滝ダム減水区間について]

【議事】

委員:
西大滝ダムにおけるサケ遡上調査における捕獲数が減ってきているように見える。宮中では年々増加している一方、西大滝ダムでは減少しているので、宮中を通過したサケがどうなっているのかについて調査して欲しい。また、今後の協議会に西大滝ダムの管理者である東京電力の参加をお願いしたい。


会長代行:
今年度、魚道から外に飛び出て死んでいるサケを3個体確認した。そのため魚道を上ろうとしていたのは8尾でなく11尾はあったと認識している。外へ飛び出さない工夫をお願いしたい。また、ダム下流で砂利を移動したため、河床に段差ができてしまった。これについても検討をお願いしたい。


委員:
東京電力については参加する方向で調整したい。今後委員会をどういった形でやるのかも含めて、今後の検討内容・委員の委嘱を検討していきたい。


その他

【議事】

委員:
宮中取水ダム減水区間の水温調査は、十日町橋の地点も追加して欲しい。


委員:
国が異存なければ、JRとしても異存ない。


委員:
次回から、魚類調査については、放流されている魚種と量も併せて把握するようにして欲しい。


委員:
宮中から下流域では様々な調査や対策が実施されているが、なぜ上流域では実施しないのか理由を知りたい。


会長代行:
宮中の上流と下流では河川形態がだいぶ異なっている。宮中の上流では、ほとんど河原がなく、水温も25、6度がピークである等河川形態の違いが様々なことに反映していてそれ程詳しい調査をしなくてもよいと認識している。


委員:
宮中に限らず、河川で問題があった場合、その箇所から下流域でしか対策や検討がなされていない。なぜ、上流側の検討がされないのか。


会長代行:
サケに関しては問題が解決していないと考えている。


委員:
宮中より下流に関しては、提言の中で検証をすることとされており、検証委員会を設置して検討してきた。西大滝ダムから宮中の区間に関しては、特に問題となるような結果や意見等はなかった。今回、サケの遡上について意見をいただいたこともあり、今後は長野県も含めて関係者で議論し調査を進めて行くことになると思われる。


会長代行:
平成21年よりJRには委員として参加してもらい進めてきたので違いがあったかもしれない。今回、長野県から指摘があったこともあり、今後は変わってくるかもしれない。この協議会で議論していただきたい。







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