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気象データ 水文データ(信濃川下流) 記録写真(信濃川下流)
最高水位・流量
項目 信濃川下流
最高水位 記録なし
最大流量 記録なし
生起時間 記録なし
※帝石橋で流量観測が実施されていないため。

被害状況
流出・全壊家屋(戸) 29
土木復旧費(千円) 1,350
耕地総損害(千円) 2,190

被害概況
 10月1日、魚沼地方に豪雨があった。魚野川、清津川、中津川など上流支流河川で大洪水 となり、氾濫による被害は甚大なものとなった。その水を受けた信濃川本流も増水し、大川津での水位は15尺(約4.5m)にも達して、補修工事中の曾川水門のところで10月2日未明に破堤した。たちまち中蒲原郡一帯は泥の海と化し、5万人もの住民が水害に苦しむこととなる。大河川より下流域は明治21年水位観測開始以来の最高位を示す。破堤の長さ180m、深さ7.2m、水田被害面積8,000ha、家屋の浸水期間50余日。溺死者1名、死傷者75名、潰れ家19戸、橋の破堤流失100橋、土木復旧費135万円、耕地総損害219万円。
(信濃川下流30年誌より引用)