はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第6章 地域への情報提供

第2節/道路情報
1.本局における情報提供
2.長岡国道事務所における情報提供

1  本局における情報提供
 災害時には「情報」の重要性が指摘されるが、地域の生命線である道路に関する情報は必要不可欠なものである。特に、被災後しばらくの間、「どの道路が通行可能なのか」という情報は工事関係者や物流関係者、救護救援に関わる人たちにとって、たいへん価値を持つものである。
 整備局内にある「道の相談室」には、被災直後から問い合わせが殺到し、通常17時までの運営時間を24時間体制に切り替え対応した。
 また、地震により被災した主要な道路の通行禁止区間を把握し、インターネット上で情報提供を行った。
 対象とした道路は、国道(直轄及び県管理道路)、県道(主要地方道、一般県道)で、地震発生から3日後の10月26日17時より情報提供を開始した。その体制・流れを図6-2-1に示す。

写真6-2-1  殺到する問い合わせに対応する道の相談室(H16.10.24)
写真6-2-1  殺到する問い合わせに対応する道の相談室(H16.10.24)


図6-2-1 情報収集から提供までの流れ
図6-2-1 情報収集から提供までの流れ

 一般車両の通行禁止区間について、インターネット上では、ひと目で概要を把握できるようマップをメインに表示し、詳細情報を一覧表で見られるようにした。また、情報更新の頻度は毎朝最低1回以上とした。
URL http://www.hrr.mlit.go.jp/road/niigata/

図6-2-2  マップとリストによるインターネット提供事例
図6-2-2  マップとリストによるインターネット提供事例
(マップは平成16年10月26日掲載例)
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