はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第3章 様々な支援の取り組み

第3節/市町村道の災害復旧に係る作業の支援
1.支援の経緯
2.支援体制
3.支援内容
4.作業状況
5.作業結果
6.課題・留意事項

6  課題・留意事項
(1) 作業要領等の作成
 今回のような大規模災害時における特例措置の考え方に対応できるよう、作業内容を定めた要領等の作成など、早めの対応が必要である。

(2) 現地状況の把握・情報収集等
 県からの情報により作業体制を整え実施していたが、時間経過とともに被災箇所が当初から増減し、体制づくりに影響を及ぼした。第3週目から、各自治体へ応援に行っている班長が直接、応援箇所について打合せを行い、残箇所の把握に努めた。

(3) 作業期間
 今回は1週間交代を基本としたが、作業に慣れた頃に交代となり、次の班が慣れるまで(地理的なことも含め)時間を要するため、可能であれば2〜3週間単位での交代が望ましい。

(4) 現地作業に必要な器具の確保
 現地作業に必要な用具(デジカメ、P C、野帳、規制旗等)は応援班に持参してもらい、応援班に入る市町村に外業に必要な用具(木杭、かけや、スプレー等)の準備を依頼した。

(5) 作業時間の考え方
 冬季前で夕暮れが早いため、日中は現地作業、現地作業終了後は、拠点に帰り内業とした。
 当初、市町村において、内業場所を確保してもらっていたが、使用機器(PC、プリンター)の確保や、各応援団体(自衛隊、警察等)との対応で、難しい状況であった。

(6) 災害復旧応援派遣 作業計画

図3-3-2 災害復旧応援派遣 作業計画
図3-3-2 災害復旧応援派遣 作業計画
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