はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第2章 北陸地方整備局所管施設等の被災及び応急復旧状況

第2節/道路施設
1.被災状況
2.被災直後の対応状況
3.応急復旧

2  被災直後の対応状況
 被災直後に整備局では非常体制に入るものの現地CCTVカメラが停電により被災状況が分からず、また、異常時巡回委託業者も被災に遭うなど情報収集の把握に困難を極めた。そこで、整備局から事務所及び現地に職員を派遣し情報収集に努めた。道の相談室では、膨大な問い合わせが殺到し17時までの運営時間を延長し24時間体制で職員が対応にあたった。
 長岡国道事務所では、書棚、ロッカーが散乱し電気・水道が2〜3日、ガスが2週間以上使用できない状況の中、災害対策支部を立ち上げ現地対応にあたった。しかし、道路が予想以上に被災を受け道路パトロールカーが通れず、また、携帯電話がほとんど不通となり、一部では職員が徒歩で現地情報を伝達する状況も生じた。さらに、警察と連携し職員及び他事務所からの応援職員により通行止め等の措置を実施した。
 被災直後の職員による対応状況を写真2-2-16〜19に示す。

写真2-2-16 情報収集にあたる対策本部(道路班)(H16.10.24)
写真2-2-16
情報収集にあたる対策本部(道路班)(H16.10.24)


写真2-2-17
現地対応にあたる支部(長岡国道事務所)(H16.10.24)


写真2-2-18 殺到する問い合わせに対応する道の相談室(H16.10.24) 写真2-2-19 「道路先遣隊」によるパトロール
写真2-2-18
殺到する問い合わせに対応する道の相談室(H16.10.24)


写真2-2-19
「道路先遣隊」によるパトロール
(国道17号小千谷バイパス)(H16.10.24未明)

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