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導入促進WGについて

◆ICT施工 取り組み状況

平成29年度の砂防分野でのICT活用実績は11件、28%であったが、
令和元年度の砂防分野でのICT活用実績は45件、41%に向上。

◆3次元測量出来形管理 堰堤工・法面工(金沢河川国道事務所)

 急峻な地形条件や厳しい気象条件などから砂防工事ではICTの活用が進んでいない現状にあることから、 砂防工事で施工する各種構造物において、ICTを活用した出来形管理を採用する試みを行った。

◆北陸初!!ICT無人化施工(立山砂防事務所)

 過去の土石流により湯川・有峰二の谷合流点には多くの土砂が堆積したため、不安定土砂の撤去等の渓岸対策を実施している。 これまで土石流災害の発生の恐れのあるエリアの土砂掘削・運搬については無人化施工を実施してきたが、 遠隔操作バックホウによる掘削とTS測定を繰り返しながらの施工であった。 今回、遠隔操作バックホウにマシンガイダンスの機能を追加することで施工途中のTS測定が不要となり施工性・出来形の向上が図られた。

◆ICT無人化施工によるブロック据付(金沢河川国道事務所)

 出水により既設護岸が被災したことから洗堀箇所を異形ブロックにより補修することとした。 作業箇所は、上部斜面が急峻で風化が著しく落石の危険性が高いことから無人化施工を行うことを決めた。 そこで、短い工期の中で精度良く施工をするため、無人化施工にICT(マシンガイダンスBH)を取り入れ、 施工性と出来形精度の向上を図った。