現在、i-Construction施策の柱の一つとして進めているICT土工やUAVの活用などに関しては、
現場内の転石や狭隘な谷地形などの環境下においてマシン・コントロール、
マシン・ガイダンス建機の使用等が困難なことから砂防現場では普及が進んでいない。
一方で北陸地方整備局管内の砂防工事は、高標高域での現場が多く、作業員にとって厳しい作業環境である上に天候に左右されやすく、
冬期施工が困難なため工程管理が極めて困難な分野と言える。
これらの実態を踏まえ、砂防現場におけるi-Constructionの導入を加速させることを目的に、
平成30年12月にチャレンジ砂防プロジェクト」を立ち上げた。