アルプスSABO NEWS

Date:
2013/3/01
釜ヶ渕排水トンネル工事安全祈願祭が行われました!
 平成25年2月20日(大安吉日)に、松本市安曇地区上高地地先で工事実施している釜ヶ渕排水トンネル工事において、工事の安全祈願祭が行われました。
 工事受注者の㈱岡谷組主催のもと、協力会社、発注者である松本砂防事務所の関係者が参加し、鍬入れなどの神事を行い、工事が無事故無災害で竣工するよう祈願いたしました。

 本工事の施工箇所にある釜ヶ渕砂防堰堤は、施工当時(昭和19年竣工)の先端的な建設技術と、景観と調和した形態が評価され、平成14年9月に文化庁の登録有形文化財として登録されています。
 釜ヶ渕砂防堰堤は、長年にわたり上流からの土砂流出を調整し、梓川流域を守ってきた砂防堰堤ですが、厳しい気象及び度重なる洪水により、現在は老朽化が著しい状況にあります。
 その為、松本砂防事務所では、釜ヶ渕砂防堰堤の補強を実施するために梓川の流水の仮回し用のトンネルとして、釜ヶ渕砂防堰堤の右岸側(下流に向かって右側)の山に全長約135mの排水用トンネルを施工するもので、(NATM工法という掘削工法で実施。)平成25年秋頃の完成を目指しています。

  工事概要(クリックしていただくと工事概要がご覧になれます。)

安全祈願祭
鍬入れの儀
坑口前での祈願
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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