平成13年度宇奈月ダムと出し平ダムの
連携排砂計画決定


平成13年5月14日の黒部川土砂管理協議会において

黒部川の宇奈月ダム(国土交通省)と出し平ダム(関西電力)が行う平成13年度の連携排砂の実施方法について、「黒部川土砂管理協議会(座長・関克己北陸地方整備局河川部長)」が開催され、協議されました。

黒部川土砂管理協議会とは


議  事
(1)黒部川ダム排砂評価委員会開催結果について
(2)平成12年9月実施の土砂変質進行抑制策の実施結果について
(3)平成12年度連携排砂に伴う環境影響継続調査結果について
(4)平成12年度貯水池モニタリング調査結果について
(5)黒部川河口沿岸海域調査結果について
(6)平成13年度連携排砂計画について
(7)平成13年度連携排砂に伴う環境調査計画について
協議の結果
  • 平成12年9月実施の土砂変質進行抑制策の結果について
     黒部川ダム排砂評価委員会の意見を踏まえ、その抑制効果に対して、一定の評価ができるとし、引き続き議論していく。
  • 平成13年度連携排砂計画について以下の場合に実施します。
  •  本年6月1日から8月31日までの間に発生する最初の出・洪水時(宇奈月ダムの流入量400m3/s以上、もしくは出し平ダムの流入量が300m3/s以上)に、宇奈月ダムと出し平ダムが連携して排砂を実施し、出し平ダムに堆積している約58万m3の土砂を排出します。
     ただし、連携排砂の実施期間(6〜8月)のうち、流量の大きい時期に限り、出し平ダム流入量100m3/s以上が継続している状況の下、降雨により流入量が250m3/sに達し、河川に濁りが認められ、かつ自然流下中において130m3/s 以上の流入量が継続的に見込まれる場合、排砂することとする。
     なお、自然流下中の流入量が130m3/sを下回った場合は中止する。
  • 平成13年度連携排砂に伴う環境調査について
    連携排砂が河川や海域などに及ぼす影響について把握するため、排砂前、排砂中及び排砂後において環境調査を実施します。



 

 
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