実施に至る経緯 8月29日

黒部川土砂管理協議会で排砂は行わずに土砂変質進行抑制策(以下、抑制策という)を実施することが提案されました。

8月31日

抑制策の具体的な方法について、記者発表しました。

9月3日

黒部市、宇奈月町、入善町、朝日町の地域に新聞折り込みチラシで、実施内容について、お知らせしました。

 
実施の決定

平成12年9月3日(日)午前6時30分 抑制策の実施決定。
実施決定理由:
   1.出し平ダム上流域で累計雨量10o以上あり
  2.富山県地方気象台、9月3日午前5時発表の天気予報
     富山県東部:雲、昼間から昼すぎは雨

 
実施の経過 9月3日
6:30 建設省・関電で実施決定(実施本部設置)
12:10 出し平ダム排砂ゲート開操作開始
13:12 出し平ダム排砂ゲート開操作完了(1号、2号)
(1号、2号合わせ放流量80m/s)
19:40 出し平ダム排砂ゲート閉操作開始
20:11 出し平ダム排砂ゲート全閉(1号、2号)
21:11 宇奈月ダム水位低下開始
23:43 出し平ダム洪水吐ゲート全閉(出し平ダムのゲート操作全て完了)
9月4日
18:27
宇奈月ダム水位低下終了(貯水位EL226.0m)
18:27 実施本部解散
 
環境調査結果
(速報)  

抑制策実施中に現地で分析した測定値を公表します。
その他の分析項目は、結果が出次第、黒部川ダム排砂評価委員会で公表していきます。