平成17年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

『海まで0分』徳光PAスマートIC地区協議会

徳光PAスマートIC社会実験
*** 10月1日(土)からは、運用を時間短縮し実験運用***

平成17年9月21日

 今年4月11日から社会実験を開始し、9月25日までの実験を予定しておりました「徳光PAスマートIC」につきまして、引き続き、来春、平成18年3月31日まで実験延長の運びとなりましたのでお知らせ致します。
 なお、これまでの実験結果を踏まえ、10月1日(土)から運用時間を短縮し、実験を行います。

■ 実験目的 :

○冬期気象状況における管理運営上の課題検証
  • 降雪状況を把握し、除雪体制及び落雪、着雪対策等についての課題を検証する。
  • 飛砂状況を把握し、堆砂対策等についての課題を検証する。
○管理費削減の検討及び課題検証
  • 管理コストの削減を目指し、監視員等の削減の検討を実施し、管理運営上の課題を検証する。
○運用時間短縮による利用者及び地域への影響把握  ※参考資料参照

  • 朝6時から夜10時までの利用車が全体の約95%を占めていることから、運用時間を短縮した場合の影響についてアンケート調査等で把握する。

■ 実験期間 : 平成17年9月25日(日)に引き続き、平成18年3月31日(金)迄

■ 運用時間:

従来→ 24時間
変更→ 10月1日(土)から、運用時間は朝6時〜夜10時迄
※9月25日以降、10月1日夜10時までは連続利用可能です。
※10月1日夜10時にゲートを閉鎖し、翌2日朝6時にゲート開放。それ以降は、毎日朝6時から夜10時までの運用です。

■ 対象車種 : 従来どおり  ※上下線とも、二輪車、けん引車は利用対象から除外
   上り線(福井方面)
     ・軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車
   下り線(富山方面)
     ・軽自動車、普通車

1.利用状況について

○集計期間平成17年4月11日(月)〜9月18日(日)
○これまでに約11万2千台が利用
○全日平均は約700台/日
・平日平均約770台/日
・休日平均約560台/日
・日最大利用交通量約1,150台/日(8月9日(火))

○時間帯別の利用状況
・平日「出口」は、朝夕の通勤時間帯がピーク。
    「入口」のピークは朝7時台。夕方は顕著なピークはない。
・休日「出口」は、朝から夕方にかけて徐々に増加し17時台にピーク。
    「入口」は、昼間、ほぼ平均的に利用。


                      

○入口IC別の利用状況
・平日及び休日とも、金沢西、金沢東、小松をはじめとする近隣ICからの利用が多いほか、関西方面からの長距離移動も多く利用。

2.利用者アンケートについて

■利用目的
■利用効果                    ■本格実施への要望

■事業者アンケート
【スマートICの利用】

○徳光PA近傍の事業所は、約5割が利用

【スマートICの利用理由】

  ○移動時間の短縮
  ○一般道よりも交通事故が回避できる
  ○渋滞回避による輸送効率化
  ○加工食品の鮮度安定供給


【本格実施への要望】
    
○徳光PA近傍の事業所は、約6割が本格実施を強く要望(距離に関係なく約8割が「必要」と回答)