平成17年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

新型人工リーフの施工について
−人工リーフブロック(函体)据付の見学案内−

平成17年7月11日
1.人工リーフの必要性
 小松海岸は平成16年6月に直轄編入を受け、加越沿岸海岸保全基本計画(平成14年石川県策定)に基づき整備を行うものです。当海岸は近年、冬期風浪等により沖合施設未整備である海岸堤防等へ甚大なる被災を引き起こしており、早期に被災の低減を図る必要があるため、沖合施設(人工リーフ)による海岸保全施設整備を図るものであります。

2.人工リーフ施工について
 人工リーフの施工を現在、小松市浜佐美地先において実施中であります。この人工リーフは「トラップ式ダブルリーフ」という新型人工リーフであり、その特徴として函体ブロックをプレキャスト化することにより、工期の短縮を図る工法であります。この函体ブロックの据付施工を今週から予定しております。
 なお、当施工箇所は小松空港の航空法における「航空表面(制限)」の対象箇所であり、従来にない施工方法(航空制限の高さ[45m以下]に影響を与えない工法)により施工を実施します。

3.函体ブロック据付施工案内(予定)
○施工期間
 ・平成17年7月12日から20日を予定(天候により変更有り)
○工事見学場所
 ・函体据付 小松市浜佐美地先(小松人工リーフ工事箇所)
○施工業者
 ・小松人工リーフ(その2)工事…(株)明翫組
○施工機械
 ・函体積込時 大型起重機船 3,000t吊クラス
 ・函体据付時 起重機船 500t吊クラス:2台+3,000t台船:1台

※工事見学受付時間:10時〜14時
TEL 0761-24-3912(工事現場事務所)

《別紙》
・小松人工リーフ(函体ブロック)【PDF:234KB】
・小松人工リーフ工事見学場所