平成17年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

卯辰トンネル情報板の誤表示について

平成18年2月28日

 平成18年2月28日9:08〜9:27の間、請負業者によるトンネル施設工事の手順の誤りにより、卯辰トンネルの入口に設置した情報板に「トンネル内火災発生」という誤った情報が表示されました。
 利用者ならびに関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
 今後、金沢河川国道事務所では、請負業者に対し指導を徹底するとともに、再発防止に努めてまいります。
1.発生場所
一般国道159号 金沢東部環状道路 卯辰トンネル (別添地図参照
2.発生日時
平成18 年2 月28 日 AM9:08〜9:27
3.内容
卯辰トンネルにおける消火ポンプ制御盤改造工事において、改造後の動作確認中、トンネル入口の情報板に「トンネル内火災発生」と誤った情報が表示された。
なお、この誤報による交通の混乱も報告されていません。
4.発生経緯
8:30 動作確認作業着手
9:08 消火ポンプが遠方(金沢国道維持出張所)からの緊急停止信号により停止するかを確認するため、消火ポンプを起動したところ、トンネル入口の情報板に「トンネル内火災発生」が表示
9:15 金沢河川国道事務所が設置した道路情報カメラ及び請負業者の目視確認により、火災が生じていないことを確認
9:27 請負業者が現地での表示消去作業に手間取ったため、金沢河川国道事務所道路情報管理室より遠隔操作で表示を停止
5.原因
本来は、消火ポンプ制御盤と情報板の通信を遮断したうえで作業すべきところであったが、「消火ポンプ運転」の信号が情報板に接続していることを請負業者が確認せずに、消火ポンプを運転させたため。
6.再発防止策

《別添資料》
金沢東部環状道路 卯辰トンネル 位置図 【PDF:507KB】