平成16年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

自然環境にやさしい!

新技術節水型インバータ方式
散水消雪システム稼動のお知らせ

「今冬最大級の寒波にも威力発揮」       
「雪に強い道路で県民の生活を守る!!」
 「疋田地先に散水消雪施設稼動中」

平成17年2月3日

 金沢市疋田地先の一般国道8号金腐川橋付近(下り車線:散水延長L=500m)で新技術を導入した節水型インバータ方式による散水消雪施設が完成し稼動しています。
 金腐川橋付近は交通量も多く、冬期間、登坂不能車が起因する渋滞が発生している箇所でもありました。
 この増大する交通をスムースに流すため橋梁付近に無雪処理する散水消雪施設を設置しました。
 従来の消雪パイプ方式は降雪があると地下に設置したポンプを運転させ温かい地下水をくみ上げ散水し雪を溶かしますが、大雪でも、小雪でも一定量くみ上げるシステムでした。
 本節水型インバータ方式散水システムは大雪の場合は、多くくみ上げ散水し、小雪の場合は少なくくみ上げ散水するシステムとしています。
 システムの運用により、地下水を約30%節約し、電気量も約40%節電すると考えています。
 今後は冬期間を通じて消雪効果や節水・節電効果について検証していく予定です。

◇場所: 一般国道8号金沢市疋田地先(別添「位置図」参照
《添付》 消雪設備の仕様