平成16年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

自然環境にやさしい!

新技術節水型インバータ方式
散水消雪システム稼動のお知らせ

「今冬最大級の寒波にも威力発揮」       
「雪に強い道路で県民の生活を守る!!」
 「疋田地先に散水消雪施設稼動中」

《添付資料》 消雪設備の仕様

消雪設備の仕様
今回説明する散水消雪施設の使用は下記の通りです。

散水方式 インバータ制御方式(※)
消雪面積 4,500 u
消雪延長 500 m
散水量(くみ上げ量) 1,200 リットル/min
使用水源 井戸水 15℃
井戸 φ400×200 m

※インバータ制御方式とは
従来の散水消雪施設は、大雪でも小雪でも降雪があればポンプが運転し一定量を散水するシステムでした。そこで今回採用したのが、インバータ制御方式です。これは雪の降り方の強弱を光型降雪センサーで感知し、ポンプの回転数を制御する事により散水量(くみ上げ量)を調整するシステムで、これにより大雪は多い散水量、小雪は少ない散水量となり、「節水・節電」の効果を得られるものです。

従来方式図
従来方式

節水型インバータ方式図
節水型インバータ方式図

H16降雪により登坂不能車が発生している H17 散水システムにより降雪時も雪がない状況
登坂不能車発生状況(H16.1.23) 無雪状況(H17.2.1)