「平成15年度 石川県道路行政業績計画書」の策定について
〜平成15年度末の数値目標を設定〜
平成15年10月9日
  • 道路行政においては、平成15年度より「成果主義」の考え方に基づき、道路事 業の成果を表す指標(アウトカム指標)を用いて、事前に数値目標を設定し、事 後に評価を行い、以降の施策・事業に反映する新たな行政運営のしくみ(行政マネジメント)を導入。
  • この度、石川県内の道路整備について、アウトカム指標を用いて数値目標を設定し、平成15年度末の効果を説明した「石川県道路行政業績計画書」を策定。
  • 本計画書では10の指標を設定。石川オリジナルの指標が6指標。

1.策定の背景

 道路行政においては、平成15年度より「成果主義」の考え方に基づき、道路事業の成果を表す指標(アウトカム指標)を用いて、事前に数値目標を設定し、事後に評価を行い、以降の施策・事業に反映する新たな行政運営のしくみ(行政マネジメント)を導入した。
  一方、県内においては、昨年度、県内有識者からなる「石川の道を考える会」からの提言を踏まえ、これからの石川の道路整備の方向性を示す「新しい石川のみちづくり指針 潤いある石川のみち」を策定し、この中で、4つの「みちのあり方」とともに、みちづくりの効果やその進め方の「評価・点検」の実施を位置付けている。
 今後の道路整備を進めるにあたっては、社会の要請として、道路整備の効果について、県民に分かり易く説明することが、ますます重要となっている。
 このため、より一層、効果的・効率的な事業の推進を目指し、「成果主義」の考え方に基づくアウトカム指標を用いて、県内の道路整備の効果を説明する「石川県道路行政業績計画書」を策定、公表することとした。

2.業績計画書の概要

 業績計画書では、事業の成果を表す10の指標を用いて平成15年度末の整備目標値を設定し、この目標値を達成するため、必要な道路整備を進めていくこととしている。
 このうち、石川の地形や経済・産業の特性により、石川オリジナルの指標を6指標設定した。

3.今後の方針

 今回設定した数値目標については、平成16年度に達成度を評価し、以降の施策・事業に反映していく。


4.その他

 業績計画書については、国土交通省金沢河川国道事務所及び石川県土木部道路建設課のホームページにも記載し、本計画書に対する意見を広く求めることとしている。

◆国土交通省金沢河川国道事務所ホームページアドレス:
             http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/
◆石川県土木部道路建設課ホームページアドレス:
             http://www.pref.ishikawa.jp/douken/



成果指標とH15年度末目標値
<参考>成果指標の定義
「H15年度 石川県道路行政業績計画書」本文