●第1回懇談会では、国道8号の整備手法について、様々なご意見がありました。
1.分離しない(現道の拡幅)
○8号の銀座通りを守るには現道拡幅しかない
理由① 8号は加賀市の中心を通っているので、海側・山側からもお客がきて商売が成り立つ
○現道拡幅は4車線といわず6車線のつもりで
理由① 8号は人間でいう背骨であり、しっかりしたものをつくってほしい
○交差点にロータリー(バスの回転場)をつくったらどうか
2.分離する
○地下トンネルにすればよい
理由① 通過交通を別ルートにする
理由② 加賀地区を通過するトラックが多い 等
○バイパス整備により通過交通を排除する
理由① 業務車両と観光目的車両が混在していて混雑するので仕分ける
○中央分離帯をつくらないでほしい
理由① 沿道サービスの店舗が活かされなければ加賀市の発展はない。死活問題である
○4車線にして、中央分離帯を何らかの住民パワーで考えながら、「日本全国がまねしなければならないものを造っていけたら」
理由① 8号がもった観光都市の財産として、ムードのある8号となるようにしたい
○地域の特性を活かしながら、線の引き方を工夫する。そして追い越しは全面禁止とする
○一応の案として、「現道拡幅」、「バイパス」、「現道に橋を架ける(高架橋)」、「何もしない」などがある
○一番渋滞しているところ(加賀地区)から改良すべき
理由① 南郷地区は信号が少なく渋滞していない
理由② 加賀地区は信号が多く渋滞している
理由③ やりやすいところ(南郷地区、店舗が少ない)から着手したのは努力がたりない。
○現状の問題を解決してから、現道拡幅・バイパスを話し合ってはどうか
理由① 交差点に右折レーンがないため、大型車右折で渋滞する
理由② 4車線化が決まっても完成まで何年もかかり、その間現状問題が解決されないのでは加賀市の観光がさびれる
○8号に取り付く市道も整備して欲しい
理由① 市道のしっかりとした計画がなければ、8号だけ整備しても無駄
○安全で快適な生活を与えるのが道路
理由① 通過するトラックがスムーズに走れるために道路を拡幅する時代は過ぎている
理由② 8号周辺の道路は生活道路であるが、8号は通過のための道路でいいのか。より早くより遠くへ行く目的の8号ではなく、生活している人たちが安全に横断でき買い物ができる8号に
理由③ 今までの都市計画事業などの枠ではこの地域の振興は図れない