国土交通省北陸地方整備局

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ホーム > 情報公開 > 発注者綱紀保持 > 発注者綱紀保持委員会の開催状況(第9回定例会議)

発注者綱紀保持
北陸地方整備局発注者綱紀保持委員会

審議事項


1.職員からの報告について
   北陸地方整備局発注者綱紀保持規程 第6条・第7条・第12条に規定されている「職員からの報告」について
  平成23年度中は、いずれも報告はなかった。
  (参考)
   第6条 職員は、発注事務に関し、この規程に抵触すると思料する事実を確認し、又は通報を受けたときは、
  速やかに発注者綱紀保持担当者に報告するものとする。
   第7条 職員は、第6条第1項に規程する報告を、発注者綱紀保持担当弁護士を経由してすることができる。
   第12条2 職員は、事業者等又は北陸地方整備局以外の国土交通省の職員若しくは他府省の職員等から
  不当な働きかけに該当すると思料する行為を受けたときは、速やかに所属長等を経由し、所属部長等(本局に
  あっては部長、事務所にあっては事務所長、管理所にあっては管理所長をいう。以下同じ)に報告するとともに、
  その後の対応について指示を受けるものとする。

2.研修・講習会等の実施について
   平成24年度の研修、講習会等の実施予定及び平成23年度の研修及び講習会の実施結果について説明し、
  委員から了承を得た。

3.名刺受けの設置について
   昨年度開催された第8回北陸地方整備局発注者綱紀保持委員会において、外部委員からいただいた「庁舎
  玄関や執務室入口に備え付けた名刺受けは必要なのか。」との意見・質問に対して、各事務所の設置状況、
  職員の意見徴収結果、改善状況、今後、「各事務所の状況にあわせて、適切な場所に名刺受けを整備していく
  こと」を説明し、委員から了承を得た。

4.委員会の開催時期について
   次回の委員会の開催予定について、今年度末の2月末から3月初めとし、本年度の実施結果と来年度の実施
  予定事業を審議いただくこととし、来年度以降は、開催時期を年度末とすることで、委員から了承を得た。
     
                                                            以 上


委員からの意見・質問及び回答


●意見・質問 ●回 答
1.  みなさんが、「窓口対応で、疑惑を持たれる様な対応をしてはいけない。」「職員が事業者等と対応する場合は毅然とした態度が必要。」と言われるのは、わかるが、ねぎらいの言葉をかけるくらいのことがあってもいいのではないか。
 人間の付き合いとしても最低限の礼儀を失する事があってはいけない。どの立場の方も日常において礼儀的な対応をされたらいいと思います。
1.  窓口対応については、発注者として国民から疑惑を持たれないようにすることが必要で、事業者等が誤解するような対応をしないことが、綱紀粛正という観点から極めて重要なことです。
 人間関係としての最低限のコミュニケーション上の礼儀は守りつつ、委員からのご指摘も踏まえて、よりいっそう綱紀粛正の観点についても遺漏なきようにしていきたいと思います。
2.  談合に関与した職員に対する民事上の制裁として、高額な損害賠償請求がされることがあるという事だが、実際のところ公務員には賠償能力はないと思う。
 訴訟をやること自体の経費を考えると、損害賠償金を回収できなくとも、訴訟をやることに効果があるのか疑問を感じます。
2.  この損害賠償請求については、不真正連帯債務として業者とあわせて請求されるものであるが、現実的には個人が支払える金額ではないと思います。
 個人に対して、極めて悲惨な請求がされるというイメージから、官製談合に関与することに対して、抑止力としての効果はあると思います。
3.  コンプライアンス・ミーティングのテーマ設定に何か基準はあるのか。例えば5年間受けると全体像が見えるというようなテーマ設定でサイクルを組むと成果も計りやすいと思う。
 また、「官製談合をやってはいけない。」という観点とその反対で「官製談合をやらない事の意味はこういうことがあり、すごく良いことなんだ。」という観点をワンセットで設定など、すると効果があると思います。
3.  テーマ設定に特段基準はありません。今後のテーマ設定において、検討させていただきます。

以 上
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