飯豊山系情報

飯豊の自然 動・植物

■流域の自然

飯豊山系はたくさんのいのちの揺りかごです。

自然

 いで湯や飯盛を形容するといわれる飯豊山。この飯豊山と小国盆地のある荒川をはさんで向かい合う大朝日岳。山に抱かれたこの地域には、「自然の宝庫」と呼ぶにふさわしい豊かなブナ林が広がり、たくさんの生き物たちが生息しています。
 また、これらの源流部は磐梯朝日国立公園、胎内二王子県立自然公園に属し、原始景観を残す日本屈指の山岳地帯でもあります。急峻な山々から生まれる流れは荒川、胎内川および加治川の3水系となって、日本海に注いでいます。
 荒川は大朝日岳に源を発し、玉川や大石川など多くの支流を集めて日本海に注ぐ一級河川。上流域には豊かな自然が広がっています。胎内川は飯豊山系の山々に源を発し、上流部に良好な渓谷林を形成する二級河川です。また同じく飯豊山系を水源とする二級河川の加治川は、坂井川、姫田川などの支流を集め、下流域には水田地帯が広がります。

自然 自然 自然

■飯豊・朝日の動・植物たち

飯豊山系の生きもの飯豊山系に生息している生き物たちを紹介した冊子をダウンロードできます。
閲覧にはAdobe社製AcrobatReaderが必要です。

【飯豊山系の生きもの 水と緑の渓流づくり調査】
(PDF:1.5MB)
【イワナ】

イワナ人がなかなか行けないような山奥の清流にすむ。水辺の昆虫などを食べるサケの仲間で、大きいものは40~70cmになる。渓流釣りをする人たちにはあこがれの魚だ。

【カジカ】

カジカ体長15cmくらいで、頭とヒレの大きさが目立つ。カラアゲにするとおいしい。水のきれいなところにしかすまないので、カジカがいれば水質のよさが証明されたことになる。

【ニホンザル】

ニホンザル山の中に集団で暮らし、ボスザルを中心とした社会をつくっている。人里の近くまでくることもあるが、エサを与えたり、石を投げていじめたりするのはやめよう。

【ホンドタヌキ】

ホンドタヌキ川や沼に近い森のなかにすみ、夜になるとエサを求めて行動する。雑食性でも何でも食べる。キャンプ場などにも家族連れでやってくる。よく見るとかわいらしい動物だ。

【ムササビ】

ムササビ昼間は木の穴などで休み、夜になると木から木へグライダーのように飛ぶ。懐中電灯に赤いセロファンをかぶせて、神社の境内などで待っていると観察できることが多い。

【ニホンカモシカ】

ニホンカモシカシカの仲間でなく、ヒヅメが2つにわかれているウシの仲間だ。山奥の急ながけでも軽々と歩ける名登山家でもある。特別天然記念物として大切に保護されている動物だ。

【ニホンツキノワグマ】

ニホンツキノワグマ本州の山にすむ最大の動物。木の穴などで冬眠することでも有名だ。大きな音をたてながら山道を歩けば、クマのほうから逃げてくれる。必要以上にこわがることはない。見つけても近付かないように。

【ルリシジミ】

ルリシジミ林や畑の周辺などにすむ小さなチョウ。オスは美しい青紫色が特徴で、水辺などにむらがって水を飲んでいるところをよく見かける。メスはハネのまわりが黒い。

【ヤマセミ】

ヤマセミ全長が37cmくらいで、カンムリのような頭の羽が目立つ。渓流に近い土の壁に穴を掘ってすむ。岩や枝の上から水中に急降下して、一瞬で魚をとらえる。魚とりの名人だ。

【オオタカ】

オオタカ森のなかの高い木の上に、直系60~70cmの巣をつくる。キジなどの中型の鳥が主なエサだ。全国的にも数が少ない貴重な鳥だが、朝日連峰などでは見かけることができる。

【キセキレイ】

キセキレイ腹部が黄色い全長20cmほどの野鳥。川や沼などの近くに生息し、活発に歩いて昆虫などを食べる。チチチッと細い声で鳴き、シッポを激しく上下にふるので見わけられる。

【モリアオガエル】

モリアオガエル水の上につきでた枝や草に卵を生む。白い泡のようなかたまりのなかに、卵が約300個入っていて、かえると水のなかに落ちるようになっている。あざやかな緑色も特徴。

【イワカガミ】

イワカガミ初夏、高山の登山道の近くでよく見られる。美しいピンクの花で、葉が丸くツヤがあるところからイワカガミという名になった。葉が大きいオオイワカガミという種もある。

【ブナ林】

ブナ林飯豊山の植物のシンボル。飯豊山ではたくさんのブナを見る事ができます。

【ユキツバキ】

ユキツバキ主に日本海側の山に生えるツバキの仲間。雪の重みのために枝や幹が地面にはうので、ハイツバキの別名もある。雪の多い環境に適応した植物。新潟県の県木でもある。

【シラネアオイ】

シラネアオイ7月頃、山奥の木の下などで、直系7cmほどの紫色の花を開く野草。むれになって咲くことが多い、山を歩いているときにこの花を見つけると、思わず心がなごんでくる。

【飯豊山】

飯豊山