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植物
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ツタウルシ
【Rhus ambigua】
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(ウルシ科)
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撮影:今井 建樹
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生態情報
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大きさ、葉の形
ツタのようなツル植物で、若枝には褐色の毛がたくさんはえるが、大きくなると毛はなくなります。葉は3枚の小さな葉です。
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生えている場所
北海道から九州の日本各地に分布します。ブナ林や暖温帯上部に生えています。
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花のようす
雌雄異株
(ひとつの花におしべとめしべがなく、雄花をつけるものと雌花をつけるものが別の株)で、花の咲く時期は6〜7月です。ツタのように気根と呼ばれる空気中に根を出して、木をはい上がります。
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参考
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ウルシはかぶれる植物で有名ですが、ウルシ類の中でも最も強烈なのがツタウルシです。人により差はありますが、火傷をしたように皮膚がただれてしまうこともあります。敏感な人は近づいただけでかぶれるので、3枚の葉のツタのようなものには注意しましょう。
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