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植物
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ネコヤナギ
【Salix gracilistyla】
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(ヤナギ科)
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撮影:長井 眞隆
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生態情報
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大きさ、葉の形
冬に葉をおとす落葉の低木で、高さ2〜3m程度です。細長い葉が交互にたくさんつきます。葉は革のような感じで、深い緑色です。葉には毛が生えています。
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生えている場所
北海道から九州に分布します。冬には葉を落とす落葉の低木です。山地渓流や中流の流れが急なところなどに生えています。
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花のようす
雄花と雌花はそれぞれ違う木に咲く雌雄異株
(=ひとつの花におしべとめしべがなく、おばな雄花をつけるものとめばな雌花をつけるものが別の株)で、春先に葉が開く前に花
(花序(かじょ))を出します。花序は絹毛が目立つふさふさとした感触で、銀色に光り特徴的です。
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参考
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渓畔に広く生育する種です。花序は絹毛が目立つのでふさふさとした感触であり、これをネコの尾にみたてて、ネコヤナギの和名が付きました。渓流の春を知らせる植物です。
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