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昆虫類
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エゾハルゼミ
【Terpnosia nigricosta】
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(カメムシ目セミ科)
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生態情報
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からだの特徴
からだの大きさ(はねの先まで)が38〜44mmぐらいの中型のセミです。からだの色は黄褐色であたまと胸は緑色をおび、黒色の紋があります。はねは透明です。
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すみ場所
北海道・本州・四国・九州に分布しています。東北日本では低い山に、南西日本では高い山のブナ林にすんでいます。
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生活のようす
成虫は年1回、6月中旬〜7月げ下旬ごろにみられます。鳴き声は「ミョーキン・ミョーキン・ケケケケ・・・・・・・・」です。鳴くのはオスだけ合唱性があります。成虫、幼虫ともに木に口を刺(さ)して樹液をす吸います。
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参考
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一般的にはセミは夏に活動すると思われています。しかし、エゾハルゼミは活動する時期が早いこと、また、鳴き声が鳥のようで少し変わっていることから、セミの中ではあまり知られていない種類です。
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