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平成15年7月16日発行 国土交通省湯沢砂防事務所 

7月号


  六日町小学校4年生(6月20日)

 「六小キッズ 私たち魚野川探検隊!」として7つのグループに分かれて、魚野川をさまざまな観点から調査しています。今回はその中の「水生生物の調査」「石・土・植物」「水の汚れ」の3グループへ講師を派遣しました。
 「水生生物の調査」の講師は、日本自然保護協会自然観察指導員の井上信夫さん、「石・土・植物」と「水の汚れ」の講師は、元高校物理・地学教諭の荒川勝利さんにお願いしました。
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<水生生物の調査グループ>
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講師の井上信夫さん 川へ入り、水生生物のとり方を教えていただきました 顕微鏡を使って、水生生物を観察
(子供たちの質問)
・ 魚野川の水生生物で絶滅したものはある?
−見つからなくてもそれだけで「絶滅」とは決められない
 
<水の汚れ、石・土・植物グループ>
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講師の荒川勝利さん 川の水のpHを調べています 石はどうして丸いのか?花用のスポンジを使って実験しました
 
(子供たちの質問)
・ 魚野川は昔よりも汚くなったの?
−昭和30年頃には坂戸橋のあたりにもきれいな水にしかすまない ヤマメがいた。
・ 油は川に流れているの?
−微生物が分解してくれるのであまり流れていない。
・ 川原を少しほったら赤い土の出てくるところがあるのはなぜ?昔からあったの?
−山でよく見られる赤土と違ってここの赤土は鉄バクテリアという微生物が土の中の鉄を赤い色にしている。
・ なぜぬるぬるしている石があるの?
−ぬるぬるはケイ藻という生物。アユもケイ藻を食べる

つづく