貝附のいわれ
 むかし、荒川(あらかわ)の上流にとても食いしんぼうの貝が住んでいました。
 川の魚たちは毎日ぱくぱくと貝にのみこまれ、そのままでは1匹のこらず食べられてしまいそうないきおいでした。

 そこで、魚たちは神様に「どうか、あの貝を退治(たいじ)して下さい」とお願いしました。

 神様は貝をつかまえて半分に割り、そしてその片方を荒川に流しました。その貝の流れついたところが今の「貝附(かいつけ)」です。
 そして、もう片方の貝がのこっていたところが「関(せき)の片貝(かたかい)」だと言われています。

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