( 1 ) |
保倉川の放水路の問題は、今もその地域の人々にはかなりシビアに(厳しく)残っている問題であり、かなり感情的なものがあると思う
ので、本調査の実施に当たっては、配慮が必要ではないか。 |
( 2 ) |
本調査は、保倉川放水路の線形、保倉川放水路建設の是非等を問うものではない。関川・保倉川を含めた流域の開発、安全、環境の
保全をどうバランス良く求めていったら良いか住民に問うことが出発点である。総論的な事である程度意見がまとまった段階で、具体的
な事を考えるアプローチ(手順)にしている。 |
( 3 ) |
本調査は流域全体の意見分布を知るためのもので、多数決で何かを決めるものではない。関川の水に関して、川に近い所・離れている
所、いつも川と接した生活をしている人たち・川と全然関係のない生活をしている人たち等の広い意見を得るのが目的である。 |
( 4 ) |
幅広く住民の川に対する実態をつかみ、幅広く進んでいくのは良いと思う。 |
( 5 ) |
自治会長を通じた配付物が多いので、自治会長の負担を軽減するため、出来るだけ、個人に郵送して本調査を実施してほしい。 |
( 6 ) |
自治会長の苦労も分かるが、アンケートの回収率を上げるため、できるだけ自治会長を通じて回収した方が良かろう。 |
( 7 ) |
地域の中で、住民が比較的同じような考え方を持っていることは、なかなか自身では分からないことが多い。 |
( 8 ) |
一部の自治会から本調査を引き受けられない旨意見が出されたが、本調査の趣旨を説明したところ、ご理解いただけた。 |
( 9 ) |
資料−12、13に記載の自治会を対象として本調査を実施するものとする。 |
(10) |
本調査は、単に住民意識を調査するのではなく、流域全体の水の考え方をとりまとめ、その上で河川整備計画に反映していくための合
意形成の第1段階である。 |