令和3年 一級河川水質調査結果について

 国土交通省では、昭和33年から全国一級河川の水質調査を実施し、昭和47年からその結果を公表しています。
 本資料は、令和3年(暦年)における、国土交通省北陸地方整備局が直接管理する一級河川(12水系)の水質調査結果の概要を取りまとめたものです。



令和3年 北陸地方整備局管内一級河川の水質現況の概要
1.水質調査地点
  調査地点は、約10kmに1ヶ所の割合で測定しました。
2.BOD(またはCOD)値の満足状況
  67観測地点の内、65地点(97%)で環境基準を満足しました。
3.水質が良好な河川
 
  一級河川の直轄管理区間において、年間の平均的な水質(BOD値)が、環境省の定める報告下限値の0.5r/gである、水質が最も良好な地点は、7地点でした。

   新潟県:温泉橋(荒川水系荒川)

   長野県:倭橋(信濃川水系犀川) 

   富山県:宇奈月、愛本橋(黒部川水系黒部川)
       常願寺橋(常願寺川水系常願寺川)
       雄神橋(庄川水系庄川)

   石川県:辰口橋(手取川水系手取川)

4.水質事故の発生状況
  発生件数は、 103件で、対前年比約104%(令和2年 99件)でした。
  軽油・灯油など油類による流出事故が約94%を占めました。



【概要パンフレット】令和3年北陸地方一級河川の水質現況(PDF)
令和3年北陸地方一級河川の水質現況(PDF)





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